公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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はためいわくな三島由紀夫賞

2016-05-17 09:35:23 | 今読んでる本
はためいわく だとさ
L’ordre des Arts et des Lettres、しかもコマンドール勲章を授与されている人、蓮實重彦先生に三島由紀夫賞は今更の感あり。これ誰も考えなかったのだろうか?顕在文学が滅びたのかもしれない。先生は暴挙と言っているが、交通ルールがとっくに無くなった高速道路にまともな運転を求めるようなもの。

選考委員の作品で、読んだことのあるものは。。ひとつもない。高村薫「マークスの山」は読んだかもしれない。思考がたりない。





川上弘美 カワカミ・ヒロミ

1958(昭和33)年、東京都生れ。1994(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、2015年『水声』で読売文学賞を受賞。その他の作品に『椰子・椰子』『おめでとう』『龍宮』『光ってみえるもの、あれは』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『夜の公園』『ざらざら』『ハヅキさんのこと』『どこから行っても遠い町』『パスタマシーンの幽霊』『機嫌のいい犬』『なめらかで熱くて甘苦しくて』などがある。



高村薫 タカムラ・カオル

わが国を代表する小説家、言論人。『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞を受賞して作家デビュー。『マークスの山』で直木賞を受賞、以降も数々の文学賞に輝いた。『晴子情歌』『新リア王』『太陽を曳く馬』の長編三部作が注目を集め、殊に『新リア王』は、親鸞賞を受賞するなど、仏教界に衝撃を与えた。『神の火』『レディ・ジョーカー』『李歐』『冷血』など、著書多数。



辻原登 ツジハラ・ノボル

1945(昭和20)年和歌山県生れ。1990(平成2)年「村の名前」で第103回芥川賞、1999年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎賞(?)、2005年『枯葉の中の青い炎』で川端賞(?)、2006年『花はさくら木』で大佛賞を受賞。ほかに『黒髪』『発熱』『約束よ』『ジャスミン』『夢からの手紙』『円朝芝居噺 夫婦幽霊』などがある。



平野啓一郎 ヒラノ・ケイイチロウ

1975年愛知県生れ。北九州市で育つ。京都大学法学部卒。大学在学中の1999年、「新潮」に投稿した「日蝕」により芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書に『日蝕』『一月物語』『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』『ドーン』『かたちだけの愛』『私とは何か―「個人」から「分人」へ―』『空白を満たしなさい』などがある。




町田康 マチダ・コウ

1962(昭和37)年大阪府生れ。町田町蔵の名で歌手活動を始め、1981年パンクバンド「INU」の『メシ喰うな』でレコードデビュー。俳優としても活躍する。1996(平成8)年、初の小説「くっすん大黒」を発表、同作は翌1997年Bunkamuraドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞した。以降、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『夫婦茶碗』『猫にかまけて』『浄土』『スピンク日記』『スピンク合財帖』『猫とあほんだら』など多数。

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