公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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『荒海に独り行く』 今原禎治

2018-06-06 12:53:05 | 日本人
まもなく命日を迎える今原禎治(いまはら ていじ1927年~2013年)肺炎のため死去、享年86歳。告別式は東京・築地本願寺。喪主は長男、祥司氏。北海道生まれとは知らなかった。大学の先輩ではないか。なにかとジャフコ人脈には縁があるが、それらの人物群の元は今原氏や大村氏が実践で鍛えた投資の極めがあったからだ。徒弟的と言われても人物評価の真実は変わらない。

1926年 北海道生まれ
1951年 北海道大学卒業後、野村證券へ入社
1971年 野村證券取締役就任、1975年常務取締役
1979年 日本合同ファイナンス(現JAFCO)社長就任
1987年 JAFCO店頭公開
1993年 日本アセアン投資(現JAIC)社長就任
1996年 JAIC店頭公開
1998年 未来証券(現みらい證券)社長就任後、名誉会長となる
2013年6月7日逝去
 野村証券常務の後、日本合同ファイナンス(現ジャフコ)社長、日本アジア投資社長を務めた。経営者たちの実像を語った本が手元に届くので読んでみようと思う。 1982年に今原氏によって投資事業組合 というスキームが導入されベンチャー投資が金融産業として持続できるようになった。当時の大蔵省には消費者金融や高利貸しと同じ街金扱いの分類をされても(事実別部門の消費者金融業界への融資が成功してジャフコは1987年上場できた)めげずに前に進んだ先人がいた。なぜVCのときにこの本読まなかったかはよくわからない。

荒海に独り行く
今原 禎治著
ISBN:9784492552629
旧ISBN:4492552626
サイズ:四六判 上製 216頁 C3034
発行日:1995年11月01日
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