国立大学の合格発表も終わり多くの若者は次を考えてるのだろう。今年も残酷な春がやってきた。人生は何が幸いするのか分かるものではない。
高学歴であっても志し半ばで自殺する人生もある。能力があっても報われなかった人もいる。
ほんとうなら大学に行けたのにと思い続ける人生ほど無駄はない。今の社会で大卒はパスポートのようなものだが、自動車運転免許ほどの収入実効性を持たない。上場企業で働く人並み扱いの学歴ハードルが年々上昇しているが上場企業ほど人生の投資を無駄にする場所はないだろう。名刺がパスポートという遊びの優越感を銀座で味わいたければ、自分で稼いで行けば良い。
そもそも日本の外にはもっと上質の遊び場がある。上流階級のゴルフコースで屈辱を受けるだけの高級社畜官畜になることに自分の選んだ人生などない。
６５歳を過ぎた今もあの時1977年の4月大学中退を決意していたら今頃はどんな人生だっただろうと思う。退学か再受験か、結局どちらも選ばなかったが、その春の失望は残酷だった。経済的に大学院には行けないのだから就職することでしか専門分野は持てない。それも一時期であり他人が決めること。結局自由を捨てる春だった。
あの時お金以外に何が自分に足りなかったのかと思う。それは狙って何かを成し遂げる人生以外の人生の可能性の見本というものについて種が足りなかった。旅の終着点を意識するだけで希望を見失い、始まったばかりの旅の可能性を楽しむことが足りていなかった。
そんなに悲観することはない。パラレルワールドにはそうでなかった自分がいるはず。
明治5年3月10日(1872.4.17) 開拓使仮学校の生徒を募集
明治5年4月15日(1872.5.21) 開拓使仮学校を開校
明治5年4月15日(1872.5.21) 開拓使仮学校を開校
かつての日本のエリート教育は無料でかつ、明治9年に改名した札幌農学校は奉職の義務と給付費があった。学制令が同じ明治5年の８月のことだから開拓使仮学校は維新後の日本のエリート教育の嚆矢と言って良い。まだ太陽暦が採用される明治5年12月3日より前の出来事である。1882年から1895年の間開拓使も文部省も所轄せず存続の危機があったが、 恵迪寮の歴史（1） | 恵迪寮同窓会
その独特なキリスト教的ジェントルマン教育に皇太子時代の昭和天皇も憧れる。1905年に帝国大学に昇格し1918年東北帝国大学から独立ていた北海道帝国大学に進学したかったが、陸軍の猛反対にあったそうだ。
特に二期生の広井勇は内村鑑三に「この貧乏国に在りて民に食べ物を供せずして宗教を教うるも益少なし。僕は今よりは伝道を断念して工学に入る」と宣言し、同期の内村ら札幌バンドに伝道を託し、米国土木界の教科書を残し、日本で堀見末子、青山士、太田圓三、増田淳、八田與一、久保田豊、田中豊、宮本武之輔、石川栄耀ら、錚々たる逸材を送り出した。広井の残したコンクリート耐久試験片と八田與一の台湾における土木活躍は今も生きている。
この話は本当だろう。B29が消えたという事実は米国に記録されている。
昭和天皇はもう皇居にお戻りにならない覚悟でマッカーサーに会いに行かれた。「この戦争責任はすべて自分にあり、この場で処刑されても構わない」と告げられた上で、ついに原爆初号機を搭載したＢ29を消した秘儀について、すべてを話された。そしてその秘儀が記された皇室秘伝の巻物が隠してある、剣山頂上の洞穴の場所もお伝えになった。マッカーサーはすぐさま副官を剣山へ派遣し、巻物を回収してアメリカに持ち帰ったことは言うまでもない。何を隠そう、これがトルーマン大統領からの至上命令だったのだから
保江 邦夫. 語ることが許されない 封じられた日本史 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1429-1435). Kindle 版.
その人物とは、阿闍梨として真言密教の法力をお持ちの中村公隆和尚だ。すぐに高松宮様が皇宮警察を引き連れて高野山へ向かい、中村和尚を皇居にお連れになったという。中村和尚の法力によって、ご自分が現人神であるという意識をふたたび取り戻された昭和天皇は、シベリア上空でミグ25の演習飛行をしていたベレンコ中尉に「不動金縛りの術」という秘儀をおかけになったのだ。パイロットの意思に関係なく操縦桿は勝手に日本の方角に向かわせる、まさに金縛りにあった状態になるのだ
保江 邦夫. 語ることが許されない 封じられた日本史 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1453-1459). Kindle 版.
