公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

分析方法

2010-06-30 08:21:42 | 日記
問題の分析によって解決案が一つしか見つからなければ、その解決案は、先入観に理屈をつけたにすぎないものと疑うべきである。

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分析を始める前に3条件を確認しておく
分析対象を網羅しているか
検出能力が備わっているか
時間軸が間違っていないか

その上で問題と対策を考えた時に、解決策の必要条件は、以上の3条件について検証可能であること。
十分条件は、問題のギャップが埋まるだけでなく、ギャップの発生の著しい低減とギャップ修復が永続することにある。

デフレーションという問題を考えてみよう。
分析対象は物価だが、デフレーションは価格変動が実体ではない。背景にある構造を含む
検出能力は政府の統計によるしかないが、ここに誤りがある。
時間軸は問題なしと考えよう。

一つの分析は需給ギャップが実体であるとする考えだ。
デフレーションの実像が需給ギャップかどうかという議論を導く前提が成り立っているだろうか?


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