公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

切り取りダイジェスト 国民意識の発揚

2023-02-06 07:01:00 | 意見スクラップ集

 

個人を上回る何者かが日本の国難を排してきたこの事実はプロパガンダでも信心でもなく歴史上の事実である。しかし先の大戦で護ることができたのは天皇家の本流たった一つであったとも言える。それは種子が残れば森が蘇甦るような国の再生を信じていればこそ犠牲にしたものだった。
 
しかしどうだろう。日本人は書物を燃やし邪悪を排する言語を捨て完全に服従した。男は逃れ隠れ、女は進駐米兵に股を開くことで糊口を凌いだ。だがそこまでは仕方のないことだった。しかし次世代はどうだったろうか?
 
This fact is neither propaganda nor religious belief, but a fact of history. However, it can be said that only one main line of the Emperor's family was able to be protected in the last war. It was sacrificed because they believed in the revival of the nation, as if the forests would revive if the seeds remained.
 
But what about the Japanese? The Japanese burned books, abandoned a language that excluded evil, and submitted completely. The men fled and hid, and the women made ends meet by opening their legs for the US occupation soldiers. But that much was inevitable. But what about the next generation?
 
わたしには情報がなかったとはいえども、先の大戦の意味と原因を理解することが40年以上遅れてしまったことを深く反省している。この40年間昭和の終わり頃社会人になってからこの方日本人の総力をかけて発揚した邪悪な既存植民地支配と、秘密協定である英露協商、その中核であった英国連邦のプロパガンダとの戦いによって現代社会の根底に棲む邪悪な人々の策謀に対する抵抗を、勝機のない無価値な犠牲の全体主義としか理解できなかった。
たしかに全体主義であったが、日本人が一夕にして理解できる策謀ではなかった。故に自立の道は戦いにしかなかった。今再び日本人は立ち上がるべきだろう。幸い全てを理解できるように情報民度が上がっている。あとは心の問題がある。
 
I deeply regret that I have fallen more than 40 years behind in understanding the meaning and causes of the last World War, even though I had no information about it. For the past 40 years, since I became a working person at the end of the Showa period, I have been unable to understand the resistance against the schemes of the evil people who live in the basis of modern society by fighting against the evil existing colonial rule, the secret Anglo-Russian agreement, and the propaganda of the British Commonwealth, which was at the core of that agreement, as a whole of worthless sacrifice with no chance to win. It could only be understood as totalitarianism with no chance of victory and worthless sacrifice.
Yes, it was totalitarianism, but it was not a scheme that the Japanese could understand overnight. Therefore, the only way to independence was to fight. Now the Japanese people must stand up again. Fortunately, the information population has risen to the point where it can understand everything. The rest is a matter of the mind.
 
 
日本人は偉大な『はじめにいた人々』の歴史を忘れた。しかしそこを源泉とする国の成り立ちの中の無意識と形式に織り込まれ、しばしば個人を上回る何者かに動かされるかのように もののあわれ は発揚した。今国民は国難を克服してきたこうした天然の一致団結心、本居宣長の国風精神をただの古いもの、戦争の過ちの遠い原因として打ち捨てている。

心根に問題ある日本人であるが、もし歴史から日本人が一つだけ学ぶとしたならば、そのような20世紀初頭から続く邪悪なアングロ・アメリカ・フレンチAAFの金融マフィア連中が、軍事と国際金融の金の力で蹂躙してきた歴史と同じやり方だけは採用してはならないと言うことだ。日本人は独自の道で世界の融和を進めるべきだ。例えば、満州国建設などは、植民地主義に旺盛なAAFが中東(サイクス・ピコ協定)やイランでやった英露協定のそのままのモノマネである。
AAFとその金融マフィアは自分たちの手法を盗んで後追いで金儲けする国を蛇蝎のように嫌う。それは醜いAAFが鏡を顔の前に持ってこられることと同じだからだ。
AAFとその金融マフィアは自分達は世界一の美人と自惚れている御伽話の女王と同じである(今は中国がそっくりAAFと国際金融マフィアの真似をして叩かれている)。なぜ日本がこれほどまでにアンチ日本のプロパガンダで虐められるのか、原因は同じ手法をよりうまくやろうとする日本人にもある。日本は別の道、非金融非軍事力、非秘密協商で独自の科学開発の道を進むべき。ただし。。
 
(科学においてもAAFの嫌悪には気をつけなければならない。場の量子論で交換粒子が力の源泉であるとしたハイゼンベルクは、同様な核力の源泉を記述した湯川秀樹の中間子理論に対しては一貫して否定的だった。無論こういう態度は科学の世界には馴染まないのだが、彼らの大切にしている先行アイディア優先の絶対性というものを日本人は軽視してすぐに取り入れ、たちまち改良するが、彼らには我々日本人には理解できないアングロサクソンの知的優越性という神話があるので、彼らの自惚れ神話を壊しては、科学理論の世界で無用な敵を増やすことになる。)

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