植物検索から偶然だが みなみらんぼう の公式サイトを見つけ、青春の道標という 私の履歴書のような自伝記を読んだ。
ウィスキーの小瓶から気になった脱力系フォーク だった。聴いたのは時期としては小椋佳のシクラメンのかほりの頃だろうか。いっときこういうジメジメしたフォークが流行した。みなみらんぼう の心の奥にオクラホマミキサーがあったとは青春は長く形を変えながら続いていたらしい。ところが意外と彼らも作曲にのめり込むことなく大学を卒業して職を得ている。要領がいいのかバランス感覚があるのか、みなみらんぼう の場合は多趣味で凝り性なんだろうな。作曲のきっかけは弟さんの置いていったウクレレなんだから。時代として牧伸二に弟子入りしても不思議じゃないが、実家の田んぼが支えてくれたんだね。自暴自棄にはなれなかったようだ。生業のある芸術家というジャンルにはある種の豊かさ、つまらない予定調和が垣間見られる。小椋佳作の放送大学校歌?の笑えるほどの説教臭さに、今彼らの人生を見ている。
人間の贅沢、ひとつ
作詩・作曲:小椋佳
訪れては 去る月日に 人それぞれ
心尽くし 力尽くし
何事かを 刻み付けて 自分史書く
顧みれば その殆ど 不十分か 未完成か
けれど人間 知り得たものの 積み重なりに
悦び知る
思えば 学びは 人間が 味わえる
それ自体 贅沢のひとつ
望めば 学びは 誰でもが 手に出来る
最高の 贅沢のひとつ
どんな神の 依怙贔屓か
人間にだけ 与えられた 知ろうとする
探究心 学ぶことの 充実感
闇に光り 見る快感 向上という 満足感
人の歴史に その密やかな 一歩一歩が
煌いてる
押し付けられ 義務付けられ
学びをただ 疎んだ日々
今にすれば 懐かしさに
笑みを浮かべ 思い返す
今は言える
楽しいから 嬉しいから 好きだからと
学び続けて 昇る坂道 実りの明日が
垣間見える
思えば 学びは 人間が 味わえる
それ自体 贅沢のひとつ
望めば 学びは 誰でもが 手に出来る
最高の 贅沢のひとつ
いつか言おう
精一杯 善い命を 生きてきたと
いつの時も 瑞々しい
青春気分 抱いていたと
真実へと 飽くことなく
可能性を 追いかけたと
学び重ねて 書き終わらない
その自分史に 悔いは無いと
もう一つあった
と・も・た・ち
作詩・作曲:小椋佳
生きてきて 心に尋ね
これが宝と 言えるもの
富でなく 名誉でもなく それは「ともたち」
長い旅路の 道連れだった
同じ時代の 戦の仲間
或いは時に 競い合い 挑み合い
今 打ち解けて 和み合う
微笑み 浮かべる 互いの 瞳に
自分の歴史を ふと垣間見る
在るだけで 只居るだけで
嬉しい価値と 言えるもの
紛れ無く 躊躇いも無く それが「ともたち」
糞真面目とは 言わないけれど
一所懸命 生きてきたこと
言葉無用で 映し合い 感じ合い
今 目を細め 響き合う
命の 深みに 居座る 孤独も
恋人のような ぬくもり抱く
嘆きやくどい愚痴も 頷いて
撒き散らしてくれた
面と向かって 言うことも 無いだろうけど
友でいてくれて ありがとう
数々の その振舞いは
助け救いと 言えるもの
報い無く 見返りも無く それは「ともたち」
褒められる程 立派じゃないが
それぞれの眼に 恥じないことに
心を尽くし 努め合い 励み合い
今足らなさを 支え合う
互いの 眼差し 迎える 明日を
上り坂として 背中を突(つつ)く
密やかな悦びも 共に居て
膨らましてくれた
不器用だから 口に出す こともないけど
友でいてくれて ありがとう
ウィスキーの小瓶から気になった脱力系フォーク だった。聴いたのは時期としては小椋佳のシクラメンのかほりの頃だろうか。いっときこういうジメジメしたフォークが流行した。みなみらんぼう の心の奥にオクラホマミキサーがあったとは青春は長く形を変えながら続いていたらしい。ところが意外と彼らも作曲にのめり込むことなく大学を卒業して職を得ている。要領がいいのかバランス感覚があるのか、みなみらんぼう の場合は多趣味で凝り性なんだろうな。作曲のきっかけは弟さんの置いていったウクレレなんだから。時代として牧伸二に弟子入りしても不思議じゃないが、実家の田んぼが支えてくれたんだね。自暴自棄にはなれなかったようだ。生業のある芸術家というジャンルにはある種の豊かさ、つまらない予定調和が垣間見られる。小椋佳作の放送大学校歌?の笑えるほどの説教臭さに、今彼らの人生を見ている。
人間の贅沢、ひとつ
作詩・作曲:小椋佳
訪れては 去る月日に 人それぞれ
心尽くし 力尽くし
何事かを 刻み付けて 自分史書く
顧みれば その殆ど 不十分か 未完成か
けれど人間 知り得たものの 積み重なりに
悦び知る
思えば 学びは 人間が 味わえる
それ自体 贅沢のひとつ
望めば 学びは 誰でもが 手に出来る
最高の 贅沢のひとつ
どんな神の 依怙贔屓か
人間にだけ 与えられた 知ろうとする
探究心 学ぶことの 充実感
闇に光り 見る快感 向上という 満足感
人の歴史に その密やかな 一歩一歩が
煌いてる
押し付けられ 義務付けられ
学びをただ 疎んだ日々
今にすれば 懐かしさに
笑みを浮かべ 思い返す
今は言える
楽しいから 嬉しいから 好きだからと
学び続けて 昇る坂道 実りの明日が
垣間見える
思えば 学びは 人間が 味わえる
それ自体 贅沢のひとつ
望めば 学びは 誰でもが 手に出来る
最高の 贅沢のひとつ
いつか言おう
精一杯 善い命を 生きてきたと
いつの時も 瑞々しい
青春気分 抱いていたと
真実へと 飽くことなく
可能性を 追いかけたと
学び重ねて 書き終わらない
その自分史に 悔いは無いと
もう一つあった
と・も・た・ち
作詩・作曲:小椋佳
生きてきて 心に尋ね
これが宝と 言えるもの
富でなく 名誉でもなく それは「ともたち」
長い旅路の 道連れだった
同じ時代の 戦の仲間
或いは時に 競い合い 挑み合い
今 打ち解けて 和み合う
微笑み 浮かべる 互いの 瞳に
自分の歴史を ふと垣間見る
在るだけで 只居るだけで
嬉しい価値と 言えるもの
紛れ無く 躊躇いも無く それが「ともたち」
糞真面目とは 言わないけれど
一所懸命 生きてきたこと
言葉無用で 映し合い 感じ合い
今 目を細め 響き合う
命の 深みに 居座る 孤独も
恋人のような ぬくもり抱く
嘆きやくどい愚痴も 頷いて
撒き散らしてくれた
面と向かって 言うことも 無いだろうけど
友でいてくれて ありがとう
数々の その振舞いは
助け救いと 言えるもの
報い無く 見返りも無く それは「ともたち」
褒められる程 立派じゃないが
それぞれの眼に 恥じないことに
心を尽くし 努め合い 励み合い
今足らなさを 支え合う
互いの 眼差し 迎える 明日を
上り坂として 背中を突(つつ)く
密やかな悦びも 共に居て
膨らましてくれた
不器用だから 口に出す こともないけど
友でいてくれて ありがとう