公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

システム1の特徴は世間をよく表している

2013-01-17 16:40:30 | 日記
1印象、感覚、傾向はシステム2に承認されれば、確信、態度、意志となる。
2自動的かつ高速に機能する
3特定のパターンが感知されたときに注意するよう、システム2によってプログラム可能である。
4適切に鍛えれば反応や直感を形成できる。
5連想記憶で活性化された観念の総合的なパターンを形成できる。
6認知が容易なとき、真実だと錯覚し、心地良く感じ、警戒を解く。
7驚きの感覚を抱くことで、通常と異常を識別する。
8因果関係や意志の存在を推定したり発明したりする。
9両義性を無視したり、疑いを排除したりする。
10信じたことを裏付けようとするバイアスがある。(確証バイアス)
11感情的な印象ですべてを評価しようとする。
12手元の情報だけを重視し、手元にないものを無視する。(自分が見たものが全て。WYSIATI
13いくつかの項目について日常モニタリングをする。
14セットとプロトタイプでカテゴリーを代表する。平均はできても合計ができない。
15異なる単位のレベル合わせができる。
16意図する以上の情報処理を自動的に行う。(メンタルショットガン)
17難しい質問を簡単な質問に置き換えることがある。(ヒューリスティック質問)
18状態よりも変化に敏感である。(プロスペクト理論)
19低い確率に過大な重みをつける。
20感応度の逓減を示す。(心理物理学)
21利得よりも損失に強く反応する。(損失回避)
22関連する意思決定問題を狭くフレームし、個別に扱う。

システム1は世間の法則。正しくなくても偏見とバイアス信仰と迷信が調和する社会が本来の人間の社会。これが人という地獄を構成する。
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