地震だ 米国銀行SVB破綻

久しぶりに揺れた気がする。この辺りだけだろう。ほぼ同時に北海道でも。今日は3月11日だったなあ。

2023年3月12日
財務省、連邦準備制度理事会、FDICによる共同声明
大蔵省
連邦準備制度理事会（Board of Governors of Federal Reserve System
連邦預金保険公社（Federal Deposit Insurance Corporation
日本時間午後6時15分発表分
シェア
ワシントンDC - ジャネット・L・イエレン財務長官は、以下の声明を発表しました。
ジェローム・H・パウエル連邦準備理事会議長、マーティン・J・グルーエンベルグFDIC委員長。
今日、我々は、国民の信頼を強化することにより、米国経済を保護するための断固とした行動をとっている
を導入しました。この措置により、米国の銀行システムは、その重要な役割を果たし続けることができるようになります。
預金保護と家計・企業への信用供与の役割を担っています。
力強く持続可能な経済成長を促進するような
FDICと連邦準備制度の理事会から勧告を受けた後、そして
イエレン長官は、大統領と協議の上、FDICがその業務を完了するための措置を承認しました。
シリコンバレー銀行（カリフォルニア州サンタクララ）は、すべての預金者を完全に保護する方法で、その解決を図ることになりました。
預金者は、3月13日（月）からすべての資金にアクセスできるようになります。に伴う損失はありません。
シリコンバレー銀行の破綻処理は納税者の負担となります。
また、Signature Bank（ニューヨーク州ニューヨーク市）についても、同様のシステミックリスクの例外措置を発表しています。
は、本日、州政府認可機関により閉鎖されました。この金融機関のすべての預金者は、この金融機関を利用できるようになります。
を丸ごと提供する。シリコンバレー銀行の破綻処理と同様に、納税者が損失を負担することはありません。
株主と一部の無担保債務者は保護されない。また、上級管理職は
が取り除かれた。無保険の預金者を支援するために預金保険基金に損失が発生した場合は
は、法律で定められた通り、銀行に対する特別査定によって回収されます。
最後に、連邦準備制度理事会は日曜日に、以下の追加資金を用意することを発表しました。
銀行がすべての預金者のニーズを満たす能力を保証するために、適格な預金取扱金融機関を対象とする。
預金者の
米国の銀行システムは、以下のような改革により、弾力的で強固な基盤を保っています。
は、金融危機の後、銀行業界に対するより良い安全策を確保するために作られました。これらの
のために必要な措置を講じるという当社のコミットメントを示しています。
預金者の貯蓄の安全性を確保する。

 

経済顧問のセシリア・ラウス氏、シリコンバレー銀行破綻を軽んじる

 

米銀SVBが経営破綻、米当局発表　リーマン危機後で最大
北米

2023年3月11日 2:06 (2023年3月11日 5:01更新)

シリコンバレーバンクが経営破綻 米銀行破綻で2番目の規模

2023年3月11日 8時06分

アメリカの金融当局は、西部カリフォルニア州に拠点をおき、スタートアップ企業向けの融資で知られる銀行が経営破綻したと発表しました。この銀行の総資産は2000億ドル余り、日本円でおよそ28兆円と、アメリカの銀行の破綻では2008年に起きた貯蓄金融機関の破綻に次ぐ2番目の規模となります。

FDIC＝連邦預金保険公社などアメリカの金融当局は10日、カリフォルニア州に拠点をおく「シリコンバレーバンク」が債務超過に陥って経営破綻し、FDICが管財人として資産を引き継いだと発表しました。

1983年に設立された「シリコンバレーバンク」はカリフォルニア州と東部マサチューセッツ州に17の店舗を展開し、IT関連のスタートアップ企業への積極的な融資で知られていました。

FDICによりますと、総資産は去年末の時点でおよそ2090億ドル、日本円でおよそ28兆円に上り、アメリカの銀行の破綻では2008年に起きた貯蓄金融機関、ワシントン・ミューチュアルの破綻に次ぐ2番目の規模になるということです。

破綻の理由についてアメリカのメディアは、利上げによって価格が下落した債券の売却で損失が出て経営が悪化し、顧客からの預金の引き出しが相次いだことなどが原因だと報じています。

米の銀行破綻 過去最大は

アメリカのFDIC＝連邦預金保険公社によりますと、アメリカの銀行の破綻としては、2008年9月の、貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアルの破綻が過去最大の規模だということです。

ワシントン・ミューチュアルは、住宅ローンが主力で預金の流出によって、事業の継続が困難となったため破綻し、預金などの銀行業務が大手銀行、JPモルガン・チェースに買収されました。

ワシントン・ミューチュアルの総資産は当時の為替レートでおよそ33兆円で、今回の「シリコンバレーバンク」の破綻は、これに次ぐ規模となったことから、欧米のメディアはいずれも速報で大きく報じています。

米財務省イエレン長官「銀行のシステムは現在も健全」

「シリコンバレーバンク」の経営破綻を受けて、アメリカ財務省は10日、イエレン長官がFRB＝連邦準備制度理事会とFDIC＝連邦預金保険公社、OCC＝通貨監督庁の幹部を招集し、対応を協議したと発表しました。

この中でイエレン長官は銀行の規制当局が適切な対応を取ることに全面的な信頼を寄せていると表明したうえで、銀行のシステムは現在も健全で、規制当局は銀行の破綻に対処する有効な手段を有していると述べたということです。

市場関係者「金融業界への影響は限定的か」

「シリコンバレーバンク」の経営破綻の影響についてニューヨークの市場関係者は「金融業界への影響には注意が必要だが、現時点では限定的ではないかと見ている。アメリカの利上げの影響で金融機関が保有している債券の価格は下落しているが、シリコンバレーバンクのように資金繰りのために売却せざるをえない状況に追い込まれなければ損失は確定しないため、信用不安が広がることにはならないのではないか」と話しています。

また、別の市場関係者は「今回の経営破綻の背景にはシリコンバレーバンクが積極的に融資していたテクノロジー関連のスタートアップ企業の業績不振があるのではないかとの見方も出ている。金融業界だけでなくスタートアップ企業への影響についても注意して見ていく必要がありそうだ」と話しています。

California wine industry faces financial crisis - with majority of vineyards locked out of their accounts amid SVB collapse

• California wine industry faces crisis following the closure of Silicon Valley Bankthe primary financial institution for wineries in the region for nearly 30 years 
• A new bank, the National Bank of Santa Clara, has been created but it will only insure accounts up to $250,000
• Impacts on wineries are significant, including the inability to make payroll, pay bills, process credit card payments, and continue with development projects 

缶ワインを製造するメーカーを含むシリコンバレー銀行の破綻により、カリフォルニアのワイン産業が経営危機に瀕している。

ベイエリアにある缶入りワイン会社「メーカー」の共同創業者ケンドラ・カワラは、シリコンバレー銀行がいかに「ワイン業界内のゴールドスタンダード」であるかを指摘した。

---

破綻したんだ。この破綻が原因となってという逆転の構図解説ならば限定的だろうな。そもそもそれまでに至る外部環境を見ておこうよ。

なぜ普通銀行が預金が集められなくなったのか？

このグラフはちょっと古いが、MMF残高現在は5兆ドルを超えている。空前の規模。米国ではこれだけ預金が不利益であるという証拠だった。しかしMMFも高金利で無傷ではないだろう、投資先は米国債だから。

MMFという商品の方が魅力的だからででしょう。この破綻が原因となってという逆転の構図ならば影響は限定的だろうな。そもそもそれまでに至る外部環境を見ておこうよ。これは原因ではなく結果なのだから。なぜ

預金が集められなくなったのか？MMFという商品の方が米国では魅力的だからででしょう。