公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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ロシアは相手が嫌がることをやる天才だ。 佐藤正久外交部会長

2022-08-29 06:55:00 | 自民党

『ロシアは相手が嫌がることをやる天才だ。』

だったら日本もロシアの嫌がることをやったらどうなんだ。ポツダム受諾条件だった捕虜の即時家族の元への帰還を遵守せずに日本人を使って強制労働させ多数《約58,000人:実に硫黄島の玉砕的抵抗の2.5倍、しかも病気や飢餓が原因》の将兵を使役して殺したことを提訴したことがあるか?日本の領土国後島、択捉島を測量に行ったことがあるのか?
 
『最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。』*
 
戦争に負けたからしょうがないのか?ベトナム戦争に負け撤退した米国は捕虜を帰還させる努力を続けた。
 
自民党の佐藤正久外交部会長は28日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、国連が機能しないことを前提に、新たな国際秩序をつくり西側諸国の主張を広げていく必要性を唱えた。
佐藤氏は「ロシアは相手が嫌がることをやる天才だ。国連はあまり機能しないという前提でウクライナ侵略をどういう形で決着に持って行くかを考えないといけない」と述べた。
その上で「日米同盟プラスQUAD(クアッド=日米豪印の枠組み)、あるいはNATO(北大西洋条約機構)との連携など、新たな価値観同盟、新たな国際秩序をつくって、自分たちの主張を広げていくしかない」と強調した。

ジェームズ・ボンド・ストックデール(James Bond Stockdale, 1923年12月23日 - 2005年7月5日)は、アメリカ合衆国の軍人。アメリカ海軍の軍人としてベトナム戦争に従軍し、戦争捕虜として8年間を過ごした。ミサイル駆逐艦ストックデール(USS Stockdale, DDG-106)は、ジェームズ・ストックデールの名に由来する。最終階級は海軍中将。
 

ストックデールはベトナム戦争で7年半、戦争捕虜を経験し生還した。ジェームズ・C・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」(2001年、日経BP社、ISBN 978-4822242633 、原題 Good to Great)において、コリンズは、ベトナムの捕虜収容所での経験についてストックデールに取材しており、ストックデールの以下のような言葉を記している。

I never lost faith in the end of the story, I never doubted not only that I would get out, but also that I would prevail in the end and turn the experience into the defining event of my life, which, in retrospect, I would not trade.

「わたしは結末について確信を失うことはなかった。ここから出られるだけでなく、最後にはかならず勝利を収めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと言えるようにすると」(ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則)

どのような人物がそれをできなかったのかというコリンズの問いに対して、ストックデールは次のように答えた。

Oh, that’s easy, the optimists. Oh, they were the ones who said, 'We're going to be out by Christmas.' And Christmas would come, and Christmas would go. Then they'd say, 'We're going to be out by Easter.' And Easter would come, and Easter would go. And then Thanksgiving, and then it would be Christmas again. And they died of a broken heart.

「楽観主義者だ。そう、クリスマスまでには出られると孝える人たちだ。クリスマスが近づき、終わる。そうすると、復活祭までには出られると考える。そして復活祭が近づき、終わる。つぎは感謝祭、そしてつぎはまたクリスマス。失望が重なって死んでいく」(ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則)

This is a very important lesson. You must never confuse faith that you will prevail in the end—which you can never afford to lose—with the discipline to confront the most brutal facts of your current reality, whatever they might be.

「これはきわめて重要な教訓だ。最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない」(ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則)

コリンズはこの言葉を「ストックデールの逆説」と呼んだ。コリンズはしばしば著作の中で「第5水準の指導者」(Level 5 leader)について議論している。これは彼の著作の中で説明されている、リーダーシップ特性の5段階において頂点にある指導者である。第5水準の指導者は、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという矛盾した組み合わせを有する。

コリンズは強大な企業がどのように衰退するかを次の5段階の枠組みで示し、これを衰退の5段階(five stages of decline)と呼んでいる[6]

  1. 成功から生まれる傲慢 - 企業の人々が高慢になり、当初の成功をもたらした基礎的な要因を見失う。深い理解と見識が失われ、成功は当然のものとする見方へ置き換わる。
  2. 規律なき拡大路線 - 規律ある創造性から逸脱する。偉大な実績をあげられない分野に規律なき形で進出するか、卓越性を維持しながら達成することができないペースで成長するか、これらの両方を同時に行う。
  3. リスクと問題の否認 - 企業の内部では警戒信号が積み重なってくるが、外見的には業績が十分に力強いことから、企業は問題を否認する。指導者は悪いデータを小さくみせ、良いデータを強調し、曖昧なデータは良く解釈する。上に立つ者は後退の原因として外部要因を指摘するようになり、自分で責任を引き受けようとしなくなる。
  4. 一発逆転策の追求 - 問題とリスク・テークの失敗が積み重なって表面化し、企業の急激な衰退が誰の目にも明らかになる。指導者は一発逆転策にすがろうとする。一発逆転策とは、ビジョンを掲げるカリスマ的指導者の登用、大胆だが実績のない戦略、抜本的な変革などの様々な特効薬である。
  5. 屈服と凡庸な企業への転落か消滅 - 巨費を投じた再建策がいずれも失敗に終わったことから、財務力が衰え、士気が低下して、経営者は偉大な将来を築く望みをすべて放棄する。企業は身売りされるか、衰退して凡庸な企業になるか、消滅する。

コリンズは、企業が第1段階に入ったからといってそのまま第5段階へ進むわけではないとしている。また第4段階に入った企業でも、一発逆転策にすがるサイクルから抜け出し、再建を進められる資源が残っていれば復活は可能であるとしている[7][8]

 


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