公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

激しく抵抗するイングランド銀行

2016-10-26 11:23:17 | ジョージ・ソロスのワンワールド
『メイ首相は今月、英中銀の低金利政策と量的緩和策には副作用があると発言。これについてカーニー総裁は、首相は金融政策の決定方法の変更を示唆していたわけではないと考えていると述べた。』

激しく抵抗するイングランド銀行。中央銀行の独立性の根拠は一体なんだろう。政府の言いなりの中央銀行が言われるままに紙幣を印刷したならインフレが起こると言う定説は日本で覆された。
政府の関連機関でない銀行ならば話は異なる。すでにドイツ政府は直に銀行借り入れしている。それがどんな結末を迎えるのかは将来の話だが、イングランド銀行は将来の懸念それ故に抵抗しているのではない。オーナーの蓄財が輪転機によって希釈されることに抵抗しているのだ。



[ロンドン 25日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は25日に議会で行った証言で、中銀の独立性に疑念が生じる事態になれば、英国債を含む英資産を保有するコストが上昇するとの懸念を示した。

同総裁は、中銀の独立性に疑念が生じれば多くの英資産に対するリスクプレミアムが台頭し、英ポンド、英国債、インフレ期待などが顕著に影響を受けるとの考えを示した。

メイ首相は今月、英中銀の低金利政策と量的緩和策には副作用があると発言。これについてカーニー総裁は、首相は金融政策の決定方法の変更を示唆していたわけではないと考えていると述べた。



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