公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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今日安倍内閣は総辞職するのか

2018-03-29 07:47:20 | 偏向マスメディア
板垣某の言説では『ペンス副大統領が訪韓途中、2月7日、日本に立ち寄った際、「退陣せよ」と引導を渡されているので、2018年度政府予算が成立した後、直ちに退陣することになっている。』とも言っている。
これが真性のホラ吹きだろう。エチケットもユーモアもない。

更には『 米トランプ大統領は3月22日、キッシンジャー博士の側近中の側近であるジョン・ボルトン元国連大使を国家安全保障問題担当の大統領補佐官に起用すると決めた。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当、55)を解任したのである。ボルトン元国連大使を団長とする学者グループ8人は2017年5月8日~10日、ノルウェーの首都オスロで北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長らと秘密会合し、「北朝鮮を核保有国と認める」などの「秘密合意」を基に協議を重ねて、ようやく南北・米朝首脳会談開催に辿り着いた。カウンターパートの崔善姫北米局長は2月16日、外務省副相(外務次官)に昇格しているので、裏舞台のトップ同士が表舞台に登場、トランプ大統領の本気性が窺えており、これからが、本番だ。』とも言っている。

ということは今日退陣するのか?来月の訪米が予定に入ってるよ。秘密合意とボルトンの言説が一致しないのはどういうことか?ボルトンとて核を温存させて歴史的馬鹿とはなりたくない。

キッシンジャー博士の側近中の側近という修飾語は疑問。昨年7月『ニューヨーク・タイムズ紙が、キッシンジャー元長官がレックス・ティラーソン国務長官などに、中国による金正恩(キム・ジョンウン)政権崩壊の推進と米国の在韓米軍撤退カードを「ビッグディール」するよう助言した。ハンギョレ』あとの解任はどう見るのか?

外務省
『3月17日午前4時30分頃(現地時間16日午後15時30分頃)から約20分間、ワシントンDCを訪問中の河野太郎外務大臣は、マイク・ペンス米国副大統領(The Honorable Mike Pence, Vice President of the United States of America)を表敬したところ、概要は次のとおりです。
双方は北朝鮮情勢について意見交換を行いました。河野大臣から、過去の教訓を踏まえ、北朝鮮に核・ミサイルを放棄させるため、最大限の圧力を維持する必要があることを述べ、双方は、北朝鮮が完全で、検証可能で、不可逆的な非核化に向けた具体的措置を講じるよう、圧力及び制裁を維持していくことを確認しました。また、河野大臣から、核・ミサイル、そして拉致問題を包括的に解決すべきことを述べ、双方は来月に予定されている安倍総理の訪米の機会等を通じ、引き続き日米で密接に連携していくことで一致しました。
その上で、ペンス副大統領から、北朝鮮問題についてトランプ大統領がすでに安倍総理と確認してきているとおり、日米は100%共にあり、同盟国としての日本と引き続き緊密に連携して対応していくとの発言がありました。


WEDGE ペンス副大統領の横田演説
岡崎研究所
『2018年2月8日、米国のペンス副大統領は、安倍総理や小野寺防衛大臣等との会談を含む一連の訪日日程を終え、次の訪問地韓国に発つ前に、米空軍横田基地にて、約2千人の米軍兵士や自衛隊員を前に、演説を行ないました。その要旨を以下に紹介します。

日米両国は、長きにわたる同盟関係及び固い友情で結ばれ、自由への揺るぎないコミットメントをしている。日米同盟は、インド太平洋地域における平和、繁栄及び自由の礎石である。昨日、安倍総理と私(ペンス)は、日米の絆は今日ほど強固になったことはない、との認識で一致した。2月8日のペンス副大統領の米空軍横田基地における演説は、約20分に及ぶ大変力強いものでした。同じ場所で、3か月前にはトランプ米大統領が演説をしていますが、それを踏まえての今回の演説でした。

 約20分のスピーチのうち、前半は米国軍の偉大さを鼓舞する内容で、後半は、主に北朝鮮を非難した朝鮮半島に関するものでした。

 前半の米軍を讃える部分では、トランプ政権が、国防予算を大幅に増加したことを報告しています。それへの超党派の合意も得られていることで、米軍の兵士たちを喜ばせ安心させています。また、米国の核戦力見直し(NDR)が発表されて間もないこともあり、米国の核を近代化させて抑止力を高めるとも述べています。

 後半では、北朝鮮の核・ミサイルの開発を非難するのは当然ですが、それ以上に北朝鮮国内の人権問題を挙げています。自国民への圧政や飢餓が蔓延していると言います。この論調は、昨年のトランプ大統領の国連演説や今年の一般教書演説の北朝鮮を非難するくだりでも同様です。北朝鮮の体制は「ならず者」だが、一般国民は犠牲者という論調です。実際、トランプ大統領は、一般教書演説の議場に脱北者を招きましたし、ペンス副大統領は、韓国訪問の際に、脱北者と面会しました。

 今回、ペンス副大統領が、トランプ大統領の演説の後、3か月しか経ずに同じ横田基地で演説をしたのには特別の意味がありました。スピーチの最後の方で、ペンス副大統領は、朝鮮戦争に従軍した父親のことを述べました。父が、朝鮮半島で戦ったのは、自由を守るためだったと言います。全世界で戦っている米軍は自由と民主主義の擁護のためにいる、在日米軍も在韓米軍もそうである、と米国の建国の基礎を思い出させました。演説中、何度も「自由」という言葉が登場しました。そこには、核・ミサイルを放棄させるという以上の米国の理念、普遍的価値を感じ取ることができます。

 今回の演説でも、日本を含むこの地域を呼ぶ際に、トランプ大統領が昨年ベトナムで行った演説以来の、「インド太平洋地域」という言葉が使用されました。北東アジアや東アジアにとどまらない、より広い地域を対象にした「インド太平洋地域」は、広大な海洋を想像させます。これは、安倍総理がかつてインドで表明した日米豪印を結ぶダイヤモンド構想とも呼応します。

 日米同盟をますます強固にしながら、このインド太平洋地域で自由で開かれた国際秩序を維持して、平和と繁栄を享受していくためには、日本にも更なる努力が求められるでしょう。そのことをペンス副大統領の横田演説は具体的に示しています。

 まず米国の国防予算の拡大がありましたが、日本も自国の国益を守るために、それ相応の防衛予算の拡大が必要になるでしょう。本年、安倍政権は、おそらく新たな国家安全保障戦略を打ち出し、国防戦略なり防衛大綱を見直すでしょう。その過程で、日米両国の共通戦略のすり合わせも行われるものと思われます。

 また、対北朝鮮政策ですが、日米両国は、圧力を強化して北朝鮮の核実験やミサイル発射という挑発行為を止めさせ、核・ミサイル開発を放棄させることで一致しています。圧力強化と言いますと、トランプ政権が北朝鮮をすぐにでも軍事攻撃するような論調が一部にありますが、昨年の国連演説から今年の一般教書演説、そして上記の横田演説を読みますと、軍事オプションを含む全ての選択肢を考慮するが、まずは平和的解決を図り、経済的、外交的圧力を強化すると言っています。軍事=戦争、対話=平和というイメージで語られることが多いですが、実際は、平和的手段の中に、経済的、外交的圧力が入るわけです。

 核・ミサイルも含め、日本は拉致問題の解決も含めた包括的解決を従来から主張しています。この拉致問題は、まさに人権問題であり、米国が主張する北朝鮮の人権問題と呼応する形で、解決を図っていくことがより効果的に思われます。今回、北朝鮮で拘束され帰国後に亡くなった米国人大学生のオットー・ワームビアさんの父親がペンス副大統領とともに韓国を訪問し、また両親・兄弟はトランプ大統領の一般教書演説の議場に招待されました。ワームビアさんのご家族を日本に招待し、拉致被害者のご家族と面談する機会が設けられれば、北朝鮮の人権問題でも日米連携がより深くなるのではないかと思われます。』




 諸君は、どこでもどんな時でも誰にも負けない米国の強さを体現している。そして、米国は、世界史上、最も強い軍隊を有する。最高司令官である大統領は、昨年、この10年間で最高額の軍事予算の増額を決めた。本日は、大統領の指導力と超党派の議会の支持によって、レーガン政権以来の最高の国防投資を含む2年間の予算が決まったことを喜んで報告する。この8年間で最も高い軍人給与の増加を含む国防予算の増額は800億ドルに及ぶ。

 先週、政府は核戦力見直し(NPR)を発表した。核兵器を近代化することによって、我々の戦略はより柔軟性をもって、今日直面する脅威に対処可能となる。そして我々の核戦力によって、米国、米国民及び世界中の同盟諸国への戦略攻撃を抑止することができる。

 トランプ大統領も言ったように、「善が強い時のみ平和がいきわたる。」そして諸君がその強さである。諸君や諸君の前任者によってインド太平洋には平和が三四半世紀続いている。

 しかし、この状態を逆行させようとする者がいる。この地域における米国の影響力をそぎ、自国民を痛みつけ、世界を脅かす存在である。その典型が北朝鮮のならず者体制である。

 68年前(1950年)の6月、北朝鮮は自由主義の韓国に対して軍を進めた。しかし、米国軍の御蔭で、北朝鮮の征服戦争は失敗に終わった。そして今日も、将来も、米国は自由で誇り高き韓国民とともにある。

 しかし、それから数十年、北朝鮮の独裁者は、自国民を、トランプ大統領が「刑務所国家」と呼ぶところの状態においてきた。ある統計によると、およそ10万人の北朝鮮人が強制収容所に入れられている。政府に反対すれば投獄され、拷問され、さらには殺害される。彼らの子供や孫達まで、国家に対する家族の罪で処罰される。そして、 1990年代だけでも、飢餓と窮乏によって100万人以上の北朝鮮人が死亡した。全国民の70%(約1800万人)が食糧援助を必要としている。最も悲劇的なのは、5歳未満の10人の北朝鮮の子供のうち3人近くが栄養失調で衰弱している。

 北朝鮮は、今でも韓国を征服する夢を有している。そして、近年、北朝鮮は、日本、米国、そして地域の同盟国を脅かしている。北朝鮮は、自分達の目的を達成するために国際テロを長年支援してきた。そしてこの20年間は、可能な限りの資源を投入して核兵器と弾道ミサイルの開発を行なってきた。我々は、同盟国や友好国と協力して、平和的に北朝鮮の核計画を止めさせ、人々の苦痛を軽減するよう努力する。

 残念なことに、北朝鮮は、何度も約束を破り、挑発行為を繰り返しエスカレートさせてきた。昨年は、30日以内に2度、日本の領土の上空を越えて弾道ミサイルを発射し、同時期に、核実験も行った。

 日本など同盟国・友好国と協力して、米国は北朝鮮に前例のないほどの経済的、外交的圧力をかけてきた。昨日表明したように、北朝鮮が核とミサイルを放棄するまで、我々は最大限の圧力をかけ続ける。

 米国は常に平和を追求する。より良い未来のために努力する。ただ、全ての選択肢はテーブルの上にある。米国民や同盟国を脅かす者に対して、米国は、国土と同盟国をいつ、いかなる場所でも守る。

 諸君が負う責任は重く、不確実なことばかりである。しかし、私は、皆さんが勇気をもってそれを克服することを信じている。諸君の先輩方がかつてそうしたように。ここで私は、一人の人物を挙げたい。第45歩兵師団にいた少尉である。彼は、ここから数百マイルしか離れていない韓国に上陸し朝鮮戦争を戦った。20以上もの敵の攻撃に向かいうち、その功績が讃えられ勲章が与えられた。彼はもういないが、その勲章は私のホワイトハウスの机上にある。そこにはエドワード・ペンス大尉と刻まれている。私の父である。数時間後、私は父が戦って守った国、韓国を訪問するのである。

 今日、諸君は、このインド太平洋地域で自由を発展させようと犠牲を払った人達の歴史の線上にいる。私は諸君に心から感謝する。韓国では、父や朝鮮戦争で戦った全ての軍人を追悼したい。そして、この歴史ある土地に自由の光を絶やさないよう尽力している諸君やその家族に感謝したい。

 何世代にもわたり、米国は、素晴らし同盟国、日本とともに、インド太平洋地域を守ってきた。そして将来にもわたって守り続けるだろう。今日、時代を経ても、我々のコミットメントは揺るぎないもので、我々の精神は決して屈することがない。我々は自由を守る。日米両国は共に、何世代にもわたり、安全で繁栄した平和な将来を築くのである。

出典:‛Remarks by Vice President Pence to Troops at Yokota Air Base’ White House, February 8, 2018
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-vice-president-pence-troops-yokota-air-base/
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