日経新聞土曜日朝刊連載2007年から2008年掲載の単行本が一円とは。むごい話しだ。
商品ID:YB070
商品名:《文庫版》奇縁まんだら
著者/(著)瀬戸内寂聴 (画)横尾忠則
発行/日本経済新聞出版社 日経文芸文庫
体裁/文庫版・288頁
寂聴さんにしか書けない、文豪の知られざる秘話、愉快なゴシップ……
横尾の肖像画を収録した豪華本が、ハンディな文庫になりました。
(※こちらの商品は、http://www.tadanoriyokoo.jp/product/125の「奇縁まんだら」を文庫化したものとなります。)
惜しまれて終了した日経新聞連載から3年、毎週日曜の紙面を飾っていた瀬戸内寂聴さんの名物エッセイが4冊シリーズの文庫本になります。シリーズ第1弾は谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、岡本太郎など、錚々たる日本の文豪・芸術家21人との想い出をつづっています。生前に交わした言葉やかざらない表情から、創作に対する厳しさとユーモアがにじみ出し、時に飛び出すなまめかしい告白に、人間味豊かな素顔が浮かびあがります。まさに日本近代文学史ライブ! 新聞連載、豪華本を未読の方は、この機会にぜひ。
《本書で取り上げられた作家・芸術家》
島崎藤村 正宗白鳥 川端康成 三島由紀夫 谷崎潤一郎 佐藤春夫 舟橋聖一 丹羽文雄 稲垣足穂 宇野千代 今東光 松本清張 河盛好蔵 里見弴 荒畑寒村 岡本太郎 檀一雄 平林たい子 平野謙 遠藤周作 水上勉
寂聴さんが出逢った、いまは亡き文豪・芸術家との奇なる縁。生前に交わした言葉やかざらない表情からは、創作に対する厳しさとユーモアがにじみ出し、時に飛び出すなまめかしい告白に、人間味豊かな素顔が浮かび上がる。日経の看板エッセイ、いよいよ文庫化スタート!巻末に故・丸谷才一氏が本書を絶賛したエッセイを収録。
荷風晩年の創作ノート見つかる…膨大な推敲の跡
9/2(土) 7:15配信 読売新聞
荷風晩年の創作ノート見つかる…膨大な推敲の跡
永井荷風
江戸情緒を愛し、反時代的な生き方を貫いた作家、永井荷風の晩年の創作ノート2冊が見つかった。
短編「吾妻(あづま)橋」や戯曲「渡鳥(わたりどり)いつかへる」をはじめ、1950~59年に発表した小説・戯曲13作や随筆などが下書きされている。膨大な推敲(すいこう)の跡のほか、題名や構成を大きく変えた作品もみられ、孤高の文学者の創作過程を伝える貴重な資料だ。
川島幸希(こうき)旧姓引田・秀明大学長が昨春、東京都内の古書店で購入し、詳細が確認された。大学ノートで2冊あり、約140ページと約60ページに鉛筆書きされている。
1冊目のノートの冒頭には、1950年発表の戯曲「渡鳥いつかへる」のもとになる下書きが、「二人艶歌師(えんかし)」の題名で小説形式で記されていた。