米国が関わった戦争の質と目的がアロー戦争(主役はイギリス1856~1859年)で変わる。しばらくはネイティブ諸族との戦いで単独戦争ができずにいたアメリカ合衆国だが第一次・第二次コルティナ戦争(1859~1861年)を境に1845年併合されたテキサスとメキシコという擬似内戦(1848年に国境確定)を経て戦争目的が変化してゆく。この大きな原因背景がクリミア戦争(1853~1856年)とそれによる世界的穀物不況である。さらにアメリカでは1849年をピークとする西部開拓の熱狂が冷め西部の地価と鉄道債券が下がり始め(鉄道と地価は同じ資本の本質の裏と表だった)、外国資本流入は1853年をピークに一気に大不況は金融恐慌に突入する(1857年恐慌)。
1857年恐慌は同時代マルクスがリアルタイムで観察し、『経済学批判要綱』に的外れな分析を残しているが、エンゲルスは空手形の発明に気づいていた。生産活動だけが資本蓄積ではなく、よく言えば自己金融わるく言えば詐欺という空手形手法が資金調達のために流行し過剰な信用供与特に大口需要家の鉄道や大農地経営に利用されていた。ゴールドラッシュ荒くれヤンキーのアメリカは終了し、形を自由銀行(プライベートバンク)と株式市場に変え、その金融力で成功を設計する事業家のアメリカが始まっていた。
クリミア戦争が英国の穀物供給源をロシアから、新たなパン籠アメリカに変更させた。これが19世紀の見逃せない大きな世界変化である。重要性の増したアメリカ大陸に対してイギリスは何度目かのアメリカ干渉に成功(1869年憲法修正15条の戒厳令の下の批准)する。これが南北戦争(1861〜1865年)という50年代の自由土地党のレトリックを流用し奴隷問題を口実としたクーデターである。ブキャナン大統領就任前から国に南北の亀裂が入っていた。1836年には法廷弁護士になったエイブラハム・リンカーンは鉄道弁護士となり1859年5月、続いてドイツ語新聞の「イリノイ・シュターツ・アンツァイガー」を買収した。まだ政治家には金融と新聞による権力簒奪が理解できていない時代だった。
この金融と新聞の勝利(鉄道会社の抵当権付き社債でイギリスから輸入するレール代金1858年には300万ドル支払われていた)によって鉄道網は4社に収斂し、イギリスは金融の裏口(後年エスタブリッシュメントと言われるようになる)からのアメリカ再統治を盤石にする。まだ石油が経済の中心になっていない時代、安い油糧植物の栽培、特に大豆生産と搾油は重要な戦略だった。
建国の精神はアメリカ国民を置き去りにし、19世紀の60〜70年代にはすでにその支配権力層の中から愛国と独立が失われてしまった。イギリスの世界支配の利害を補強するマシンへとアメリカ合衆国は変化してゆく。石油が経済と戦争を回し始めるまでは。
Richard与利
🇻🇳 ベトナム
米国はトンキン湾事件について嘘をつき、国家を無用な紛争に引きずり込んだ。 (1964)
🇰🇼 クウェート
対イラク戦争への支持を集めるために、イラク兵が保育器から赤ん坊を取り出したと嘘をついた。 (1990)
🇷🇸 セルビア
アメリカは、NATOによる爆撃を正当化し、バルカン半島における西側の影響力を拡大するために、コソボにおけるセルビアの行動について嘘をついた。 (1999)
🇦🇫 アフガニスタン
アメリカは侵略の理由について嘘をつき、パイプライン政治とアヘン畑に関連する真の目的を隠した。 (2001)
🇮🇶 イラク
米国は石油のための戦争を正当化するために、サダム・フセインが大量破壊兵器を持っていると嘘をついた。
🇱🇾 リビア
アメリカは、北アフリカの資源支配を確立するために、カダフィが民間人を脅しているという嘘をついた。 (2011)
🇸🇾 シリア
アメリカは、主権政権を転覆させる口実として、アサドによる化学兵器の使用について嘘をついた。 (2013)
🇺🇦 ウクライナ
米国は、NATOのロシア国境侵犯を促進するために、ロシアの侵略について嘘をついた。 (2014)
無知な愚か者だけが、今回のイスラエル・パレスチナ紛争について、アメリカが真実をすべて語っていると信じている......。
DeepLで翻訳しました (https://www.deepl.com/app/?utm_source=ios&utm_medium=app&utm_campaign=share-translation)
Facts are stubborn things:
🇻🇳 Vietnam
The US lied about the Gulf of Tonkin incident to drag the nation into a needless conflict. (1964)
🇰🇼 Kuwait
The US lied about Iraqi soldiers taking babies out of incubators to rally support for a war against Iraq. (1990)
🇷🇸 Serbia
The US lied about Serbian actions in Kosovo to justify NATO bombings and expand Western influence in the Balkans. (1999)
🇦🇫 Afghanistan
The US lied about its reasons for invading, hiding the true objectives related to pipeline politics and opium fields. (2001)
🇮🇶 Iraq
The US lied about Saddam Hussein having weapons of mass destruction to justify a war for oil. (2003)
🇱🇾 Libya
The US lied about Gaddafi's threats to civilians to establish control over North African resources. (2011)
🇸🇾 Syria
The US lied about Assad's use of chemical weapons as an excuse to topple a sovereign regime. (2013)
🇺🇦 Ukraine
The US lied about Russian aggression to further NATO's encroachment on Russian borders. (2014)
Only ignorant fools believe that, this time, the US is telling the whole truth about the Israeli Palestinian conflict....