追補2023/03/20
[ロンドン/ニューヨーク 19日 ロイター] - クレディ・スイスは19日、UBSによる買収の一環としてスイス当局の指示の下、160億スイスフラン(172億4000万ドル)相当のAT1債(その他ティア1債)を無価値化すると発表し、債権者から怒りの声が上がった。
スイス金融市場監査局(FINMA)は、この決定がクレディ・スイスの資本増強につながると説明。民間投資家に痛みの分担を求めた格好だ。
FINMAのマーレン・アムスタッド局長は「大きすぎてつぶせない」金融機関の枠組みに沿って決めたと説明。
スイスの金融機関最大手UBSは同2位のクレディ・スイス・グループを買収する。スイス政府とUBS、クレディ・スイスが19日発表した。
4200億円の大安売りだよ。運用資産224兆円の銀行が0.19%で買収。これって銀行強盗じゃないのかね。リチャード某シミズも様子見、お手上げ。これはマフィア主導の連鎖倒産と乗っ取り連鎖の並走計画の第一段階。低金利で傷のない金融機関はない。三菱UFJも第三段くらいのターゲットになってるよ。ここで犯罪者を捕まえないと全世界は彼らの思いのままになる。
2021年、クレディ・スイスの運用資産(AuM)は1兆6,000億スイスフランを超えた[5]。
UBSは、2023年3月19日にクレディ・スイスを32億5,000万ドルで買収する意向を発表した[6][7]。
【パリ=北松円香】スイスの金融大手UBSが、経営不振が続く同業のクレディ・スイス・グループに対する買収交渉を進めていることがわかった。17日に英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。クレディ・スイスの事業全体あるいは一部を対象として交渉しているという。
クレディ・スイスは18日、日本経済新聞の取材に対し、買収交渉の報道について「コメントしない」と電子メールで回答した。
FTは関係者の話として、UBSとクレディ・スイスの取締役会が今週末にそれぞれ、買収について検討する予定だと報じた。スイス国立銀行(中央銀行)とスイス金融市場監督機構(FINMA)が買収交渉を後押ししており、米英の当局にも2行の統合がクレディの信用力の崩壊を防ぐための「最善策」であると伝えたという。
スイス中銀は2行に対し、週明けに金融市場の取引が始まる前に明快でわかりやすい合意に至るよう求めているもようだ。
クレディ・スイスは近年不祥事が続いたうえに投資銀行部門が不振で、人員削減や事業分離を伴う経営再建を進めていた。収益の先行きに対する不安感にシリコンバレーバンク(SVB)の破綻による金融市場の動揺が追い打ちをかけ、クレディの株や債券を売却する動きが強まっていた。他の金融機関がクレディとの取引を制限し始めたとも報じられていた。
15日にスイス中銀とFINMAが共同で声明を発表し、必要に応じて資金供給で支援するとしていた。その後もクレディ・スイスの株価は不安定な動きで、市場の不安が払拭されていないことを示した。
金的隔離によってしかこの大きすぎる破綻事態の可能性を無視することができない。火事に例えれば、あまりにも原始的な健全破壊を含んだ消火方法。この方法は国民副作用が大きすぎて継続できないだろう。
UBSと合併などという敵意剥き出しのJPモルガンの提案は無視されるだろう。ECBの利上げ維持は完全な誤りだった。バーゼル基準が正しいのならば周辺からこういう反応は出ないはず。
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ソシエテ・ジェネラル、ドイツ銀行など少なくとも大手4行がクレディ・スイス・グループや同行の証券に関連する取引に制限を設けた。ロイター通信が事情を直接知る関係者5人の情報を基に報じた。
クレディ・スイスはロイターのコメント要請には直ちに応じなかった。
また、事情を直接知る匿名の関係者2人によれば、ソシエテはクレディ・スイスの既存のカウンターパーティーポジションを維持したが、増やしてはいない。
HSBCホールディングスはクレディ・スイスの証券に絡む融資を「精査」しているところで、いかなる行動も決定してはいないという。4番目の「世界的な大銀行」はクレディ・スイスとの取引で前金の支払いを要求していると、ロイターは伝えた。4番目の銀行の名前は明らかにしていない。
ソシエテ、ドイツ銀はいずれもロイターに対してコメントを避けた。