参政党の凋落は明らかなようだ。なぜか?自民党がそれほど減らなかったこととこれは関係している。
元々党首に相当する人が自民党支持者であり対立軸を持っていてもマスメディア上でブランドで争っている限り元のブランドに出戻る消費者心理が出やすい。
保守的支持層を得ようと思えば、やるべきことはただ一つテレビを観るのをやめるように根気よく呼びかけること。自分の党の主張よりも有権者の頭の中に入っている病原体を取り除くことこれをやり切らなければ保守はまとまれない。
日本保守党にしてもトップ二人がズッポリTV情報でウクライナを善玉で語るし、ワクチンを批判しない。ともに議員を目指さず副業感覚で稼ぐ業界人スタンスをやめない限りやがて信頼の壁にぶつかる。特に百田尚樹さんは口に災いの獣(マイクとネット)が棲んでいる。日本人を小馬鹿にしながら票を得ようとはあまりにも虫のいいヨタ話だ。ステージから客をdisる綾小路きみまろを見て笑う観客の全国版が日本保守党だ。きみまろは密室芸だから成り立つ。いちいち目の前の顔や地域の田舎加減をdisるのは公党のやり方ではない。
『共同通信が12月14日と15日に実施した全国電話世論調査によると(日経新聞)、日本保守党の支持率が2.1%となり、公明党(2.3%)、共産党(2.7%)に迫る勢いを見せた。同党は前回調査(1.6%)から0.5ポイント上昇し、支持率を伸ばしている。
今回の調査では、主要政党の多くが支持率を下げる中、日本保守党は数少ない支持率上昇を記録した政党となった。自民党は29.1%(前回30.5%)と微減、立憲民主党は11.3%(15.1%)と大幅減少し、与野党間で明暗が分かれる結果となった。』