公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

安い早い速い兵器 Andurilも以下のように述べている

2024-09-13 16:08:00 | 経済指標(製造業)

取材に応じたAndurilも以下のように述べている。

“我々がBarracudaでやろうとしていることは伝統的な防衛部門とは正反対で、従来の武器生産は高度に専門化された労働力、防衛産業へ特化した特定のサプライチェーン、手作業による製造手法に依存し、非常に複雑で精巧なシステムを要求されるためプログラム全体の拡張性が制限され、このような生産方法で軍が要求している数を揃えるのは不可能に近い。Barracudaはガレージにあるようなツール、つまりドライバーやペンチで組み立てられるシステムで、高度なツールも生産プロセスも必要なく、高度に専門化された労働力による生産上の制限もうけない”


巡航ミサイルは急襲には有効だが持久戦には向かない。損失率が高すぎる。ロシア版のデージー🌼カッターAFB-1500滑空弾の利用は賢いリユースだ。CEP5-20mを誇るGPS誘導弾エクスカリバーM982 エクスカリバーも電子戦に負けて命中率が10分の1になってゴミ砲弾となってる。



巡航ミサイルに関する持久戦への適性についての見解は、いくつかの要因によって裏付けられます。以下に主な根拠を挙げます。

1. **コストと供給の問題**: 巡航ミサイルは高価であり、発射するためのインフラも必要です。持久戦においては、連続的にミサイルを発射することが経済的には困難になります。特に長期間の戦闘においては、補給やコスト面での課題が大きくなります。

2. **防空網の強化**: 戦争が長引くにつれて、敵側は防空能力を強化し、巡航ミサイルに対する迎撃システムを整備することが一般的です。これにより、ミサイルの撃墜率が増加し、実際の打撃力が低下することになります。

3. **戦術の変化**: 持久戦では、戦術や戦略の柔軟性が求められます。巡航ミサイルは一度発射されると、そのコースや目的地を変更することができません。戦況の変化に迅速に対応する必要がある場合、他の兵器体系や戦術がより効果的になることがあります。

4. **人的被害と倫理的問題**: 巡航ミサイルの使用はしばしば民間人に対する被害を引き起こし、国際的な非難や制裁を招く可能性があります。特に持久戦の状況下では、自国民や国際社会からの支持を維持するために、より精密な武力行使が求められることがあるため、巡航ミサイルの使用が減少する傾向にあります。

以上の理由から、巡航ミサイルは急襲には効果的であっても、持久戦には向かないと考えられています。国や組織ごとの戦略に応じて使用方針は異なる場合もありますが、一般的な傾向としてこのような見解が存在します。







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