こたつを出してみた
ピート・ヘグセスはたして上院のフィルターをとおるか?
来年の手帳も買ってきた
ピート・ヘグセスはたして上院のフィルターをとおるか?
概要
生まれ: 1980年6月6日 (年齢 44歳), アメリカ合衆国 ミネソタ州 フォレスト・レイク
子女: Gunner Hegseth、 レックス・ブライアン・ヘグセス
身長: 183 cm
両親: ブライアン・ヘグセス、 ペネロペ・ヘグセス
配偶者: ジェニファー・ロシェ (2019年から)、 サマンサ・ヘグセス (2010年 - 2017年)、 …
設立した組織: Vets For Freedom
NHK
トランプ氏 次期政権の国防長官にFOXニュース司会者ヘグセス氏
2024年11月13日 12時28分
アメリカ大統領選挙に勝利した共和党のトランプ氏は、次期政権の国防長官に、元軍人で保守系テレビ局の司会者を務めてきたピート・ヘグセス氏を起用すると発表しました。トランプ氏の「アメリカ第一主義」を強く支持してきた人物で、来年1月の政権発足に向けて準備を加速させています。
アメリカ大統領選挙に勝利したトランプ氏は12日、次期政権の国防長官に、元軍人で保守系のテレビ局、FOXニュースで司会者を務めてきた、ピート・ヘグセス氏を起用すると発表しました。
ヘグセス氏は大学卒業後、陸軍州兵としてイラクやアフガニスタンに派遣されたことがある元軍人で、FOXニュースの番組で司会者を8年間務めてきたということです。
トランプ氏は声明の中で「彼ほど部隊のために献身的に戦うものはおらず、われわれが掲げる『力による平和』の政策を推し進める愛国者となるだろう」としています。
ヘグセス氏の起用は、有力紙ニューヨーク・タイムズが「この人選は、伝統的な国防長官の基準から逸脱したものだ」と伝えるなど、驚きを持って受け止められています。
アメリカのメディアによると、ヘグセス氏はトランプ氏の「アメリカ第一主義」のもと、海外からのアメリカ軍の撤退を支持し、バイデン政権の安全保障政策を批判してきたということです。
CIA長官に前政権で国家情報長官務めたラトクリフ氏を起用
また、トランプ氏は、CIA=中央情報局の長官に、前のトランプ政権で情報機関を統括する国家情報長官を務めたジョン・ラトクリフ氏を起用すると発表しました。
トランプ氏は、選挙から1週間のうちに次々と主要な閣僚や補佐官などの人事を発表していて、来年1月の政権発足に向けた準備を加速させています。
ピート・ヘグセス氏とは
ニューヨーク・タイムズは、ヘグセス氏の起用について「テレビ局の盟友を国防総省と130万人の現役部隊を指揮する立場へと引き上げた」と驚きを持って伝えました。
FOXニュースによりますと、ピート・ヘグセス氏は、プリンストン大学を卒業。ハーバード大学のビジネススクールで修士号も取得しています。
大学卒業後に陸軍州兵の歩兵部隊に入隊し、アフガニスタンやイラク、それにキューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に派遣された経験があるということです。
FOXニュースには2014年に加わり、番組の司会やニュースの解説を行ってきたほか、トランプ政権下の新年の番組では当時のトランプ大統領に単独インタビューを行いました。
ニューヨーク・タイムズによりますと、ヘグセス氏は、1期目のトランプ政権の期間中、トランプ氏を熱心に支持し、トランプ氏と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記とのやりとりを擁護したほか、戦争犯罪で告発された退役軍人の置かれた立場を精力的に伝えたということです。
ジョン・ラトクリフ氏とは
ジョン・ラトクリフ氏は、弁護士や検察官、それに南部テキサス州のヒース市長を8年間務めたあと、2015年から2020年まで共和党の下院議員を務めました。
下院議員時代に、いわゆるロシア疑惑をめぐりトランプ氏を支持する立場を示し、トランプ氏から信頼を得たとみられています。
その後2020年からは1期目のトランプ政権で情報機関を統括する国家情報長官を務めました。
当時、民主党側からは、ラトクリフ氏がトランプ氏や共和党側に有利になるよう、機密情報を公開したという批判もあがりました。
現在はトランプ氏の側近らが集まる保守系シンクタンク、AFPI=アメリカ第一政策研究所で安全保障についての共同責任者を務めていて、選挙期間中もトランプ氏に安全保障政策について助言していたとみられます。