焼き焦がすものシリウス
青星は冴え冴えと電線の隙間から光をそそぐ
空に向かってその光を吸い込み、白い息にかえて
焼き焦がしたいほどの夢がある
遠きはかない青星の光に
何故に焼き焦がすものと古人は名付けたか
古人は伴侶星があることを知っていた
ときに夢を焼き尽くす愛がある
シリウスに息はきかけて冬家路
青星は冴え冴えと電線の隙間から光をそそぐ
空に向かってその光を吸い込み、白い息にかえて
焼き焦がしたいほどの夢がある
遠きはかない青星の光に
何故に焼き焦がすものと古人は名付けたか
古人は伴侶星があることを知っていた
ときに夢を焼き尽くす愛がある
シリウスに息はきかけて冬家路