笹川良一が巣鴨での出来事を書いているがとても興味深い。
— 和中 光次(わなか みつじ) (@111g0) May 16, 2023
笹川は東條内閣打倒を叫び議会で東條を論撃したが、その東條のことをこう書いている。
…25名の起訴組が市ヶ谷法廷に通う時、僕も時々同乗して出かけて行った。… pic.twitter.com/jDChyG2eKa
人は見えるが人に会えない街。
一体本当の人はどこに隠れているのだろう。
この街は軽くもなく重くもなく。
作用なくニュートリノみたいに通り過ぎる。
句が漂うか人が漂うか
東京は軽くもなく重くもなく灰色
苦もなく句もなく銀色
ザ・ピーナッツの歌った「ウナセラディ東京」という岩谷時子作詞の名曲があるが、60年代の東京は詩の生まれる街だったのかもしれない。
たしか日比谷公会堂で、岩谷時子が詩を完成したらしい。その時に詩が曲に対して不足していて、最後に付け加えられた歌詞がある。これが岩谷時子の天才性を示している。
哀しいこともないのに
なぜか涙がにじむ
ウナセラディ東京....
いけないひとじゃないのに
どうして別れたのかしら
ウナセラディ東京....
あのひとはもう 私のことを
忘れたかしら とても淋しい
街はいつでも
後ろ姿の幸せばかり
ウナセラディ東京....
窓の外に歩くオフィス街サラリーマンのワイシャツ姿を見て、その場で「街はいつでも 後ろ姿の幸せばかり」という名文句がでてきたらしい。
Milvaの歌はやはり声がカンツォーネ
ミルバがきっかけでヒットした。
そのころの東京皇居外苑 内堀通り 昭和38年ころ。