このフリース生地はユニクロがはじめて使うそうです。
ほかにもいろんなフリースのアイテムが登場していますが、気になるのがアーバンフリース!
追補2017.12.19
少し反省したのかな?
「これがあかん。日本のビジネスマンは。例えば、イタリアではみんなおしゃれな服を着ている。靴もね、黒だけではなくて、茶色やコーディネートに合わせておしゃれなものを選んでいる。悪いけど、街を歩く日本のビジネスマンを見ても、着るものに関心を持っているようには思えないんだよね」
「あれ、なんでなんかなあ。その昔、『男が着るものにチャラチャラするのは……』、ということあったでしょ。今のビジネスマン、いまだにそう思っとるんかな。昔のような『着るものにお金を使うことを潔しとしない』、そんなのがまだ残っているんじゃないかな。でも、若い人はそうじゃなくなったでしょ」
「けど、ほんとうに、なんで服装に関心持たないんやろうなあ。余裕がないんやろか。ぼくは結構気を使っている。今の春夏物だって20着以上買っているんだよ。スーツは11着、これは前からイタリアでオーダーしていた。それとジャケット。(ベルギーの高級紳士服地ブランドで、日本法人が伊藤忠子会社の)スキャバルでつくったのが7着くらいあったかなあ。ほかのメーカーのやつも5着くらいあるからね」
と言う岡藤伊藤忠商事社長 日経スタイル
教えてあげよう。本物の布地を知る機会が無くなり、触覚で本質を知る日本人がいなくなったから。今は30年前の布地コストの三分の一しかかけない。青山や青木のせいでしょう。すぐに形が崩れる菜っ葉の様なスーツ布地を薄っぺらな自前商標のブランド名で供給してるのは伊藤忠商事自身だから自業自得。シャツも同じ。ネクタイはクールビズで出番なし。健康検診に行くかの様なワイシャツノーネクタイのサラリーマンがウロウロしている昼間はオシャレどころではない。手触りのわかる淑女が侍る優雅なナイトライフがあるじゃなし。
日本人の作り手がどんなに有能であっても、買う側に違いを感じる感性がなければ、ブランドでボリューム層は形成されない。ブランドライセンスで消費者を幻惑している商売の悪貨が「ロロピアーナ」「エルメネジルドゼニア」「ドーメル」「カノニコ」「御幸毛織」「ドミンクス」という生地であつらえる小規模テーラー良貨を駆逐してしまった。