中共系メディア(NHKなどの中共影響下の海外放送)はオリンピック開催を意識してデルタクロン株の発見に否定的
「デルタクロン株」の存在を主張、実験室汚染は否定-キプロス研究者
Georgios Georgiou新型コロナウイルスの変異株、デルタ株とオミクロン株の特徴を併せ持つ混合変異株「デルタクロン」を特定したと発表したキプロスの研究者は、コンタミネーション(実験室汚染)ではないかとの一部研究者から出された疑念に対し、デルタクロン株は存在するとあらためて主張した。
キプロス大学のレオンディオス・コストリキス教授(生命科学)は9日、電子メールでブルームバーグに送付した文書で、自身が特定した症例が「1回の組み換え事象の結果ではなく、原型のウイルス株にこれらの変異を獲得させる進化的圧力を示すものだ」と説明した。
同教授はまた、入院しなかった患者より入院患者の方がデルタクロンの感染率が高く、そのためコンタミネーション説は否定されると指摘した。
さらにサンプルは複数の国でゲノム解析され、グローバルデータベースに登録されたイスラエルからの少なくとも一つのシーケンス(塩基配列)がデルタクロンの遺伝的特徴を示しており、「これらの所見は、デルタクロンが技術的ミスの結果だという文書化されていない意見を否定する」と反論した。
英バーミンガム大学のニック・ローマン教授*(微生物ゲノム学)は、デルタ株とオミクロン株の混合型は全く意外ではなかろうが、キプロスからの発見は、ウイルスゲノムのシーケンス決定プロセスで発生した「テクニカルアーチファクト」(技術的原因による不自然な結果)の可能性の方が高いとの見解を示した。
原題:
Cypriot Scientist Says Deltacron Covid Variant Isn’t Error (1)
IOC調整委員会のフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(Juan Antonio Samaranch Jr.)委員長は、全参加者と中国国民にとって安全な冬季五輪の開催に向け、全てが順調に進んでいると報告した。 特に欧州や米国では変異株「オミクロン株」の感染者数が急増しているが、IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は、「アスリートの五輪の夢が出発直前に奪われてしまわないよう、われわれはあらゆる手を尽くさなければならない」と話した。
*Nick works as Professor of Microbial Genomics and Bioinformatics in the Institute for Microbiology and Infection at the University of Birmingham. His research explores the use of cutting-edge genomics and metagenomics approaches to the diagnosis, treatment and surveillance of infectious disease. Nick has so far used high-throughput sequencing to investigate outbreaks of important Gram-negative multi-drug resistant pathogens, and recently helped establish real-time genomic surveillance of Ebola in Guinea. His current work focuses on the development of novel sequencing and bioinformatics methods to aid the interpretation of genome and metagenome scale data generated in clinical and public health microbiology.