計画(Planing)→行動(Doing)→監視(Observe & Check)→行動(Action)
営業は、PDCAサイクルから、撃墜行動OODAサイクルに変えてみよう。OODAサイクル(ループ)とは、アメリカの軍事戦略家であるジョン・ボイド氏が提唱した、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法
監視(Observe)→方向性(Orientation)→意思決定(Decision)→行動(Action)
なぜならば、計画は空戦では無意味だから。営業も空戦のようなもので、いつターゲットが現れるかわからない。環境の中で最も有利に戦える流れを見つけ、そこに向かって舵を切る。そして武器が火を吹くディールへと入る。PDCAでは地図を作る時間がなく速度が遅い。
*アメリカ人軍事戦略家ジョン・ボイド
John Richard Boyd (January 23, 1927 – March 9, 1997) was a United States Air Forcefighter pilot and Pentagon consultant during the second half of the 20th century. His theories have been highly influential in military, business, and litigation strategies and planning.
As part of the Fighter Mafia, Boyd inspired the Lightweight Fighter program (LWF), which produced the General Dynamics F-16 Fighting Falcon and preceded McDonnell Douglas F/A-18 Hornet. Boyd, together with Thomas Christie, created the Energy–Maneuverability theory of aerial combat, which became the world standard for the design of fighter aircraft. He also developed the decision cycle known as the OODA loop, the process by which an entity reacts to an event.
集大成勝敗論(A Discourse on Winning and Losing)で、これは327ページ、所要時間15時間の一大ブリーフィング
その中核となるのが、OODAループとして有名な意思決定理論である。これは、ボイド自身も経験した朝鮮戦争の航空戦についての洞察を基盤にして、指揮官のあるべき意思決定プロセスを分かりやすく理論化したものである。すなわち、監視(Observe)- 情勢判断(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)のサイクルを繰り返すことによって、健全な意思決定を実現するというものであり、理論の名称は、これらの頭文字から命名されている。コリン・グレイは、OODAループについて、「あらゆる領域で適用できる一般理論」 (Grand theory) と評している。