公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

猿の中の程度の良いもの

2018-08-10 06:02:00 | 意見スクラップ集
 《英国のチャーチル首相が日本への原爆使用に最終同意したのは、第二次大戦の緒戦で苦しみ失墜した英国の権威を、開発に関与した史上初の新兵器使用で回復し、戦後、ソ連の勢力拡張に対抗しようと考えていたためだ。容認しなければ広島、長崎の悲劇を防げた可能性が高く、投下に対するチャーチルの前のめり姿勢は議論を呼びそうだ。》産経←人種差別意識の現在との違いを考慮した方がいい。チャーチルにとって日本人は猿の中の程度の良いものくらいという意識だろう。もちろんイギリス人もフランスでは上流層から見ればフランス語を話さないというだけで同じ人間でも野蛮な動物の部類であり、ましてやヤンキーに紳士がいるとは信じてなかったろう。結局1910年代の新渡戸稲造らの努力は無駄であった。もちろん猿に分類された側の中でもフランス語も英語も話すインテリの言ってることは理解されたけれども、はじめ日本人はお行儀の良いお猿さんですこと、と褒めて欲しい卑屈な名誉を求めて白人社会に接近した。
それが変わったのは、日本が主導し亜細亜が初めて白人支配に抵抗し、帝国日本の利害を追求するとともに、宗主国追放という植民地解放のアジア戦争を行なうことで、戦後に雪崩のように独立国が増えたためだ。有色人種の投票権が増えたことだけでも剣を持って戦うことは、ペンを信じた新渡戸稲造ら、ベルサイユ講和会議で人種差別反対の決議案を水にされた西園寺や牧野のロビー活動や発言よりも強かった。

BOSTON — Harvard University intentionally uses a vague "personal rating" to reject Asian-American applicants in favor of students from other racial backgrounds, plaintiffs alleged in a trial that started Monday and carries weighty implications for dozens of other U.S. colleges.

Harvard's legal team denied any discrimination in its opening statement at Boston's federal courthouse, saying race is just one factor that's considered and can only help a student's chances of getting admitted. In its hour-long opening, lawyers for Students for Fair Admissions accused Harvard of intentionally discriminating against Asian-Americans through a "personal rating" score that's used to measures character traits such as "courage" and "likeability."
私はひたすら粛清を恐れて忖度を極めるのが寄生*左翼の典型的思想の脊骨と考えてきた。全体主義はインテリの病である。キッシンジャーは中国にG2を提案したとエドワード・ルトワックは述べているが、2は1になるそれが全体主義である。

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