公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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共産主義のなにがまずいのか

2024-05-25 18:32:31 | 意見スクラップ集

#12共産主義の失敗を忘れた世代が名を変えた全体主義に看板を付け替えて、今から、もっと規模の大きな同じ失敗に賛同しつつ向かっていこうとしている。

クラウス・シュワブが辞任表明した世界経済フォーラムがその親玉である。共産主義の何がまずいのか、すでに吉本隆明『党生活者』における技術主義、利用主義、スターリニズムの必然性を指摘している。ここに言うスターリニズムは当時の言い方で要は全体主義のことである。

世界経済フォーラムもスターリニズムと変わらない。常に受動的弱者の供給と消耗を必要とすることから生まれる。スターリニズムはロシヤ人を犠牲にしたが、世界経済フォーラムは全世界を犠牲にして今度こそ共産主義を成功させようとしている。

世界経済フォーラムはスターリニズムと同様に弱い者による再定義を絶対に許さない。そのかわりに強いものが自己都合でテーゼを再定義する。

共産主義のまずいところはここにある。

どんなに善意をもって改革に走っても、強者同士が中心テーゼを争うから常に強者の側の論理によって塗り替えられてゆく。弱い者に自由がないのは当然だが、改革が塗り替えられるたびに粛正が起こり、社会のわずかな特権階級にも自由は残されないのである。誰も得をしない弱肉強食それが共産主義である。

メディアはこのような全体主義をよろこんで受け入れている。もっぱらカネの問題だが、炭酸ガスを出さないことが善で、カーボンニュートラリズムなどというできもしないことが大好きである。

 


中国外交部報道官はジュリアン・アサンジ氏の事件を引用し、「人々はジュリアン・アサンジ氏の運命を気にしている。なぜなら、彼の事件は米国式の報道の自由が実際に何を意味するかを世界に伝えているからだ」と述べ、次に何が起こるかを「世界は注視している」と語った

 


 

論理に鋭敏な人間の特徴 - 公開メモ    DXM 1977  ヒストリエ

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『岡潔はまた吉川英治について、肯定的明るさが言語にあると言っている。これも大事なところで、論理に鋭敏な人間は区別と否定を言語の骨組みにする傾向がある。小林秀雄の...

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クラウス・シュワブの後継者は息子になるというもっぱらの噂だ。

 

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