季節移動する熱帯収束帯はしばしば、「モンスーントラフ」(monsoon trough)という気象用語で呼ばれることがある。そもそも、熱帯では天気図上に円形の低気圧はほとんどなく、代わりに細長いトラフ(低圧帯、低圧部)が存在し、これが低気圧特有の天気をもたらす。熱帯収束帯も大規模なトラフであり、数週間~数カ月にわたって停滞してモンスーンをもたらす
2022/08/28 16:34 ウェザーニュースヨリ
現在、フィリピン北部から日本の南にかけての地域では「モンスーントラフ」と呼ばれる雲の発達しやすい気象状況が形成されています。
本日発生した台風11号とは別に、モンスーントラフ上では新たな熱帯低気圧が発生する兆しがあり、今後の状況についてさらに注視が必要です。
本日発生した台風11号とは別に、モンスーントラフ上では新たな熱帯低気圧が発生する兆しがあり、今後の状況についてさらに注視が必要です。