公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

国家間カルテル

2015-10-24 21:13:16 | 日本人

『NHKニュース
トルコ大使館前 乱闘騒ぎで12人けが
10月25日 15時24分

トルコ大使館前 乱闘騒ぎで12人けが
25日午前、来月1日に実施されるトルコの総選挙の在外投票を行うため、東京・渋谷区のトルコ大使館に集まった人たちの間で乱闘騒ぎがあり、これまでに12人がけがをしました。クルド系トルコ人のグループとトルコ人のグループの間で対立が起きたとみられ、警視庁が警戒を続けています。略』



トルコ国防省、中国へのミサイル防衛システム発注取り消しを発表

これが日本人の避けて通れない外部環境の変化です。
一見日本とは関係なさそうなトルコードイツの断層が山脈となって
ヨーロッパを横切って国民国家の背骨、議会制民主主義を破壊しようている。
総選挙で過半数割れとなった腹いせに再選挙を強行するエルドアン大統領のトルコを容認するドイツはもはや民主国家ではない。100人以上のジャーナリストを投獄し、独裁国家ロシアと中国とのSCO中軸協力関係に参加を表明しているトルコを味方に引きつけておきたいドイツと英国は近代の民主的価値観を国益のために放擲しようとしている。
トルコがなぜシリアとの国境を開放して自由シリア軍という衣を被ったISISのシリア入国を容認していたのかというと敵の敵、クルドの敵の育成が自国の利害と一致するからであり、イスラエルの隠された目的とも矛盾しない政策だったからだ。ところが予想外にクルド軍はISISよりも強かった。

この期に及んで自由シリア軍が存在するかのように言う輩は偽旗支援者確定です。

It is because when Turkey say why had accepted the ISIS Syrian immigration suffered a batter called Free Syrian Army to open the border with Syria enemy of the enemy, is the development of Kurdish enemy consistent with the interests of the country , with the objective that has been hidden Israel because it was policy not inconsistent. But unexpectedly Kurdish army was stronger than ISIS.
ISISを追放した後、米国もロシアも中国もドイツも英国もイスラエルも当然、中東油田地帯に権益を残したい。米国はイスラエルに従属している。

今後全ての国民国家はこれらの国々のどれかに追従し、今シリアで起きている国家腐蝕攻撃を試金石とする。
ロシア革命後のシベリア出兵、これ自体米国の態度を見る上で興味深い試金石だった、これと同じように、戦争によってどちら側なのか、ポストISIS権益がいるのかいらないのか、これを示さなければ国民国家はエネルギー主権を放棄したことになる。

この強奪力学の前には民主主義も人権も通用しない。国家は世界分割の駒となり、駒となりえない中立国家は更に内部分裂して世界分割戦争に対する旗幟を鮮明にすることでのみ生存する。
この戦争が終わろうとも、各国は自国民の中の最良の階層の生存条件と信じるもの、石油、通貨、債権、金利を獲りに行く。
そういう条件を国家間カルテルにより力ずくで他国との間で実現する。

地殻変動がはじまった。この山脈は西は英国東は支那に至る。今日の殴り合いはほんの予告に過ぎない。この地殻変動には大きな罠が仕掛けられている。


 ガーディアン紙は習氏が公式日程をスタートさせた20日、「大きなギャンブル」と題する社説を掲載した。

 「英国は中国と長期にわたる親密な経済関係を求めているが、前途には数々の巨大リスクが待ち受けている」と主張し、キャメロン政権の拙速な親中シフトを批判した。

 社説はまず、英国経済の中国への大幅依存は将来、「中国人が英国の重要産業を所有し、金融部門で存在感を高め、経済政策や人権問題への姿勢にも影響を与えることを意味する」と指摘。

池上彰はイスラム国を間接的に洗練された仕組みを持つと言っている『ロレッタ・ナポリオーニは、ここで衝撃的な比喩を持ち出します。「イスラム国」の第一義的な目的は、「スンニ派のムスリムにとって、ユダヤ人にとってのイスラエルとなることである」というのです。「かつての自分たちの土地の権利を現代に取り戻すこと」であり、「たとえ自分が今どこにいるとしても、必ずや守ってくれる宗教国家」になること。この目標は、ユダヤ人がイスラエルを建国した目的とそっくりです。これこそ著者ならではの独自の視点です。』

ISILもイスラエルも同じ目的なのは偶然ではありません。スポンサーが同じだから同じように行動し同じように投資するのです。ロレッタ・ナポリオーニの友人がテロリストとして逮捕された時の投資銀行の社員のような思想は、国際金融の覇権争いの中にあれば、紛争地域が必然的に必要になるのです。これに気付かないふりをしているロレッタ・ナポリオーニも池上彰も立派な偽旗デマゴーグではないか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一億総躍 | トップ | uranai »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。