公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

専門性とマネジメントの峻別

2010-02-10 10:26:20 | 日記
「指揮者は一人の人間を受け入れるために楽譜を書き直したりしない」

専門性とマネジメントの峻別を論じている。
ある上場企業に勤めていたときだが、専門家と称するコンサルタントが組織に乗り込んできてこういったことがある。
「お客様のために何をしてますか?」

研究の小さな部局の人間に顧客と会話するチャンスなどあるはずもない。無用な組織と映ったことだろう。幸い当方のような専門家には経営に口をはさむ場面などないので、コンサルタントと衝突することはなかったが、大きな会社に同じ理屈を串刺しできないことはよくある。

たぶんコンサルタントはこういうべきだった。「あなたは価値創造のために何が貢献できますか?」「その価値はお客様の満足にどう関係しますか?」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自覚。それは学校でやること | トップ | 技術よりも経済に関わる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。