困難は人間のエネルギーになる。精神的絶望は時に人間の魂を喰う悪を呼び込んでしまうが、人類が絶滅していないのは困難が与える知恵で乗り切ってきたからだ。それがなければ、悪に魂を喰われた心により人類種族は共食いによって滅びてしまっていただろう。
地球の歴史の中で太陽活動の停滞は全ての種族の危機であった。
しかし生存の危機を乗り越えてきた祖先は偉大だったと思う。その知恵の根源は同胞愛と困難とひたすら神に救済を求める人間の心に由来する。逆にひたすら同胞の先回りし利得しようとする知恵やAIのような愛のない知恵の行く末は、悪に魂を喰われて共食いが始まり、困難に対決できず人類を滅ぼすことになる。BGの人口減少計画や、母や父といった自然言語のLG BT人工言語への置き換えはこのような愛のない課題解決の運動に他ならない。その知恵に従えば差別は無くなるかもしれないが、行く末は共食いであり恣意的な種族認定(非同胞)による敵種族の生存条件の収奪であり、BGの目指しているのは差別以上の残酷である。
人間の根底的絶望は一貫して食糧不足と疫病の蔓延と死だった。人が絶対的絶望となる太陽の限界にぶつかる時、頭脳が救いを求める。しかしながら困難に出逢った時にすべてを与えてくれるのがこの世の菩薩本願だ。
救いを求める精神があれば人類文明に何も心配はいらない。無限に知恵を働かせれば必ず困難は解決する。問題は知恵のとおりに人間が行動しないという点にある。