それがグレーであるか、難解でよくわからないものほど大衆は少数者の扇動に付和雷同する。
米公聴会はそれが狙いの政治土俵。誰もアクセルの電子制御の実際など知る由もない。ましてや加速事故の因果関係など誰にもわからない。被害を訴えるドライバーはエンジンを切る事も無く時速160kmの体験を電話で夫と分ち、祈り、神の力でやがて減速したと涙を流す。つらかったのだろう。しかし加速したときに”神”はなにをしていたのか?加速が何によるのか誰にもわからない。グレーな現象ほど都合の良い事は無い。トヨタの設計に原因が無いということを証明することは誰にも出来ない。なぜなら神様だけがその原因を知り祈りを聞いて減速させたと公聴会証言するほどの”謎”だから。まさにこれが悪魔の証明。
クジラやマグロの資源VS絶滅も同じ構造の争点操作技術でできている。勝てるとわかったら敵は必ず攻めてくる。政治はそう思わなければやれない。
身内から出た錆とはいえ、わかったような顔で素人に解説される土俵にのらなければならぬトヨタは気の毒。米国のマスコミ報道を孫引きしているだけの日本のマスコミは自らのスポンサーが去ってゆくのを後押しするわけだから自家中毒。
郵政民営化でもマスコミの合唱で同じことが起きた。専門家の意見が分かれるほどよくわからない問題は白黒記号化することで多数派を握る政治的隙間ができる。日米の政治は同じ争点操作技術(手口)でできている。犯罪ならばホシは同一と読むべきところだ。
固有の文化を持つ日本にはまだ攻めどころのクジラとマグロがある。私もクジラ資源は十分に利用可能と思うが、決断するべき時だろう。表向きは国民の水銀摂取量を抑制するという理由でいい。いまは予防的に調査捕鯨を無期限停止宣言する決断の時と考える。
専門家意見が分かれる分野での争点操作技術で最大級の出来事が地球温暖化キャンペーン(データ操作)。少数の専門家と少数の支配的マスコミを巻き込めば、ネットの力で世界の議論をリードできるというのが21世紀的政治現象だ。
冷静になりトヨタがこの激変に備えるために何ができたか考えてみよう。
予防的記号化(白黒二値化)によって政治的間隙を埋めておくことが肝要だったのではないか。すなわちグレーでも予防的リコールを先行(黒→白)させるべきだった。初期にグレーを白(感じ方の問題)といっておいて結局黒になる(白→黒)のはゲームとして最初から政治的隙間負けと決まっている。それよりは黒として限定的黒、深刻ではない黒にしていった方がメッセージに効き目がある。
つぎに日本に控えている隙がメタンをめぐるいいがかり、水田開発規制とメタンハイドレート採掘の気候変動影響(メタン→黒)だろうと予想する。日本が先行し経済水域で自由になる炭化水素資源として500年分の資源を渡したくない勢力が存在するかぎり。
【ワシントン=小嶋伸幸、岡田章裕】トヨタ自動車による大規模リコール(回収・無償修理)問題について、米下院エネルギー商業委員会は23日午前(日本時間24日未明)、公聴会を開始する。
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「広範な大衆に働きかけ、少数の論点に集中し、同一の事柄をたえずくり返し、反論し得ない主張になるまでテキストを確実に把握し、影響が広がることを望みながら辛抱強く忍耐すること」 ヒトラー『わが闘争』より
米公聴会はそれが狙いの政治土俵。誰もアクセルの電子制御の実際など知る由もない。ましてや加速事故の因果関係など誰にもわからない。被害を訴えるドライバーはエンジンを切る事も無く時速160kmの体験を電話で夫と分ち、祈り、神の力でやがて減速したと涙を流す。つらかったのだろう。しかし加速したときに”神”はなにをしていたのか?加速が何によるのか誰にもわからない。グレーな現象ほど都合の良い事は無い。トヨタの設計に原因が無いということを証明することは誰にも出来ない。なぜなら神様だけがその原因を知り祈りを聞いて減速させたと公聴会証言するほどの”謎”だから。まさにこれが悪魔の証明。
クジラやマグロの資源VS絶滅も同じ構造の争点操作技術でできている。勝てるとわかったら敵は必ず攻めてくる。政治はそう思わなければやれない。
身内から出た錆とはいえ、わかったような顔で素人に解説される土俵にのらなければならぬトヨタは気の毒。米国のマスコミ報道を孫引きしているだけの日本のマスコミは自らのスポンサーが去ってゆくのを後押しするわけだから自家中毒。
郵政民営化でもマスコミの合唱で同じことが起きた。専門家の意見が分かれるほどよくわからない問題は白黒記号化することで多数派を握る政治的隙間ができる。日米の政治は同じ争点操作技術(手口)でできている。犯罪ならばホシは同一と読むべきところだ。
固有の文化を持つ日本にはまだ攻めどころのクジラとマグロがある。私もクジラ資源は十分に利用可能と思うが、決断するべき時だろう。表向きは国民の水銀摂取量を抑制するという理由でいい。いまは予防的に調査捕鯨を無期限停止宣言する決断の時と考える。
専門家意見が分かれる分野での争点操作技術で最大級の出来事が地球温暖化キャンペーン(データ操作)。少数の専門家と少数の支配的マスコミを巻き込めば、ネットの力で世界の議論をリードできるというのが21世紀的政治現象だ。
冷静になりトヨタがこの激変に備えるために何ができたか考えてみよう。
予防的記号化(白黒二値化)によって政治的間隙を埋めておくことが肝要だったのではないか。すなわちグレーでも予防的リコールを先行(黒→白)させるべきだった。初期にグレーを白(感じ方の問題)といっておいて結局黒になる(白→黒)のはゲームとして最初から政治的隙間負けと決まっている。それよりは黒として限定的黒、深刻ではない黒にしていった方がメッセージに効き目がある。
つぎに日本に控えている隙がメタンをめぐるいいがかり、水田開発規制とメタンハイドレート採掘の気候変動影響(メタン→黒)だろうと予想する。日本が先行し経済水域で自由になる炭化水素資源として500年分の資源を渡したくない勢力が存在するかぎり。
【ワシントン=小嶋伸幸、岡田章裕】トヨタ自動車による大規模リコール(回収・無償修理)問題について、米下院エネルギー商業委員会は23日午前(日本時間24日未明)、公聴会を開始する。
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「広範な大衆に働きかけ、少数の論点に集中し、同一の事柄をたえずくり返し、反論し得ない主張になるまでテキストを確実に把握し、影響が広がることを望みながら辛抱強く忍耐すること」 ヒトラー『わが闘争』より