グラスゴー金融同盟 2050年までに温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指す金融機関の有志連合。英語の正式名称はGlasgow Financial Alliance for Net Zeroで、略称GFANZ(ジーファンズ)。21年4月に英イングランド銀行前総裁のマーク・カーニー氏が提唱して発足した。21年の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、脱炭素に向け100兆ドル(約1京3300兆円)の資金を拠出できると公表し、注目を集めた。
英イングランド銀行前総裁のマーク・カーニー氏が提唱して立ち上げた気候変動問題に取り組む金融機関の有志連合「グラスゴー金融同盟(G F A N Z)」から、2つの年金基金が初めて脱退したことが明らかになった。
ひとつはオーストラリアの建設業界の年金基金「シーバススーパー」