公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

公共の利益

2010-03-22 09:31:28 | 日記
「リーダー的存在であるためには、公共の利益が自らの利益を決定するといえなければならない。この確信だけが、リーダーとしての唯一の正統性の根拠である。」

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公共の利益が明らかであるほどメッセージは明確な写像をのこす。
しかし公共の利益の旗印が明確であるほどに、それは虚偽を含む。
何故なら公共の利益は現実利害では無く、普遍利害であるから。その様な意味で、日本に大きな影響を与えたメッセージ、
【尊皇攘夷】は大いなる虚偽だった。
しかしながら攘夷と言う実現性の無い普遍利害に尊皇を結合したところにリーダたちの独立開国の正当性の根拠が形成された。公共の利益が誰のものかと考えなくてもいいところにこのレトリックの秘密がある。

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伝え聞く「東大を首席で卒業した邦夫の方が圧倒的に優秀だった。」という神話の様な昔の話に拘泥している要一もさつきも邦夫もリーダの素養が無い。たとえそれが虚偽ではないとしても。
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