デカルト精神を導く4つの準則として
- 私が明証的に真理であると認めるものでなければ、いかなる事柄でもこれを真なりとして認めないこと
- 検討しようとする難問をよりよく理解するために、多数の小部分に分割すること
- もっとも単純なものからもっとも複雑なものの認識へと至り、先後のない事物の間に秩序を仮定すること
- 最後に完全な列挙と、広範な再検討をすること
ショーペンハウエルは「イデーとは、理性に向かってよりよい意識を示してくれるような概念の全体である。従って、よりよい意識をイデーから切り離すことはできない。」
どちらも認識を分析的に徹底することで実認識を厳しく品質管理【つまりは神の認識に漸近】しようとしている共通点を持っている。さらにショーペンハウエルはアプローチからリアルを四つの性質の重なり合いに根拠を求めている。ここに前進と限界が生じた。客観性の徹底と思考の客観性が矛盾してくる。
充足理由律Principle of sufficient reason
「どんな出来事にも、そうであるためには十分な理由がなくてはならない」充足理由律とは「すべての真なる思考は根拠づけられているべきであるというライプニッツの法則である」
*四つの根
1.生成の充足理由律 - 「新たな状態には、充分な先立つ状態がある」(原因結果ー因果関係)
2.認識の充足理由律 - 「ある判断がある認識を表現するには、その判断はある規則に従っていなければならない」(論理ー判断基準)
3.存在の充足理由律 - 「時空間に存在するには、位置や継起の関係において規定しあう」(空間論理ー数学上の空間)
4.行為の充足理由律 - 「行為にはある充分な動因がある」(理由帰結ー動機の内在)
充足理由律を提唱したライプニッツの系譜がここにある。
1.生成の充足理由律 - 「新たな状態には、充分な先立つ状態がある」(原因結果ー因果関係)
2.認識の充足理由律 - 「ある判断がある認識を表現するには、その判断はある規則に従っていなければならない」(論理ー判断基準)
3.存在の充足理由律 - 「時空間に存在するには、位置や継起の関係において規定しあう」(空間論理ー数学上の空間)
4.行為の充足理由律 - 「行為にはある充分な動因がある」(理由帰結ー動機の内在)
充足理由律を提唱したライプニッツの系譜がここにある。
岡潔はこの充足理由律を第3の直感と言っている。しかし神秘主義では大きな矛盾は解決できていない。世界はどうか知る由もない。少なくとも今私の思考の徹底は機械学習の基礎である数学にゆだねている。