昨日あたりから水田に水が入り燕が低く飛びカエルが鳴き始めた。菜の花はもうすっかり種サヤになっていた。七十二侯では蛙鳴はもう少し先、立夏の枠にある。
2023年4月30日は、日本の二十四節季の中で「穀雨(こくう)」に該当します。穀雨は、春の季節の終わり頃から初夏にかけての期間で、雨が降り始めて農作物が成長する時期を表します。
穀雨にふさわしい季語としては、以下のようなものがあります。
- 新緑(しんりょく)
- 萌芽(ほうが)
- 梅雨入り(つゆいり)
- 田植え(たうえ)
- 霧雨(きりさめ)
- 菜の花(なのはな)
- 蛙(かえる)
- 緑茶(りょくちゃ)
- 赤玉土(あかたまつち)
- 豆の花(まめのはな)
などがあります。
72候は、1年を24節気に分けて、さらにそれぞれ3つに細分化したもので、1つの侯は5日間となっています。2023年4月30日の72候は、「蚕起食桑(さんぎしょくそう)」といいます。蚕起食桑は、蚕が桑の葉を食べ始める頃を表します。牡丹華、よ言う人もいるはず。