なかなか読む機会のなかったミハイル・バクーニンを読む。アナーキーという選択肢といえば、反社会とか反権力を思い描きがちだが、バクーニンは単なるAgainst Method ではない。彼の生活あるいは生活者からみた思想は、マルクス主義と対比してみるに興味深く、(特にルンペンプロレタリアートに対しての信頼のよせ方)アナーキーというこの古いキーワードは時代を2周して現代政治の大切な要素の一つとなるだろう。
なぜならば、社会改造や革命という維新プロセスを論理的に考えれば、既存国家制度や統治秩序が不透明に一時停止することは避けられない。これを制度の修正によって議会を通じて少しずつ行うとしても、既存秩序の利害関係者、ことに官僚や利得者にとっては存続基盤の停止となる。企業ならば株価が暴落する。高級官吏は失職する。改造とはそういうことが含まれている。高級官吏の失職も既得権益喪失もない社会改造を国民に約束することは、改造課題が現在の統治において明確に存在しても現状支配を名を変えて強化するという維新構造の裏約束がある裏切りの証拠だ。既存左翼は信じることが出来ないかもしれないが、社会改造も国民主権の議会制民主主義も、丸山真男が奇しくも永久革命と言ったようにアナーキーの一種であることに19世紀も21世紀も変わりはない。日本人が自力救済という選択肢を忘れているだけのこと。
ミハイル・バクーニン(Михаи́л Алекса́ндрович Баку́нин、1814年5月30日 - 1876年7月1日)のアナーキー概念の優れたところは、ドイツ左派の一貫しない歴史を見抜いた上で、マルクス主義の権力奪取目的の政治行動宣伝を批判している点にある。国家制度の中に国民の抵抗権を取り込むことは通常は危険な実験である。しかし本当に國民が社会改造を望むのならば、限定的かつ条件付アナーキーは必要な悪と言える。バクーニンはドイツの挫折からマルクス主義とは対照的な教訓を導き出している。実は日本には1300年間限定的かつ条件付アナーキーを行ってきている実例がある。
『p173』
一、1815年ー1830年 自由主義とドイツ・ロマン派のフランス嫌いの時期
二、1830年ー1840年。公然とフランス自由主義を模倣した時期
三、1840年ー1848年。 経済的自由主義とラディカリズムの時期
(『共産主義者宣言』は、1848年にカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによる綱領出版は更に二年後)
四、1848年ー1850年。 極めて短期間であったが、ドイツ自由主義の死で終わった決定的危機の時期。
五、1850年ー1870年。 プロイセン国内における瀕死の自由主義の、国家機構に対するいわば末期の戦いに始まり、プロイセン君主制の徹底的勝利に終わった時期
『p192』臣民として従順にしたがうのは『ドイツ人の特殊な歴史的性格によって説明されるものである。』としたうえに 『自らの性格に従って、革命は生活から思想ではなく、思想から生活へと向かった』それ故に綱領作成も遅れ、実質間に合わなかった。
『抽象に頼るものは抽象の中で死ぬのだ。』とマルクス主義を批判している。
ミハイル・バクーニンは自由な諸派と民衆の統合と連合を通じた生活の革命を無政府主義とよんだ。学者も権威化も認めない、当然官憲を認めない社会改造運動を目指していた。抽象的な自由主義や民主主義は社会改造のための機能停止の前に動揺して何事も成さない証拠をはっきり捉えている。結果、マルクス主義はロシアでレーニンの手で単純化された。國家は階級支配の装置で成り立ち、これを破壊することが必要条件という単純化。アナーキーではなくテロリズムと粛清の真逆の権力機関が革命の中核となり、現代常識としてのマルクス・レーニン主義となった。
ミハイル・バクーニンの自由な影響関係を通して自ら生活を創造するのが幸せを取り戻す道という考えは、時代が追いつかなかった。辛うじて戦後の花森安治の「暮らしの手帖」にも通じるのが、バクーニンのアナーキーという素朴で強い考えである。
スティーブ・ジョブズが強い影響を受けた『全地球カタログ』(Whole Earth Catalog)ヒッピー向けの雑誌にもそのアナーキー思想が表れている。
この全地球カタログを創刊したロング・ナウ協会代表、スチュアート・ブランドは10000年時計を計画しているが、その彼が伊勢神宮の維持をアナーキーに論じていることが興味深い。世間や左翼が言うようにアナーキーが長続きしないというのは誤解である。
「人々が愛情をもって維持していくことで、正常に機能し、美しい場所であり続ける、そのようなシステムとしての伊勢神宮を参考にしている。例えば米国では、国立公園システムが自由の女神や、4人の歴代大統領の顔を山肌に彫ったラシュモア山を管理しており、これに頼るというのも一つの手だろう。だが、今後数千年にわたってこのシステムが続くかというと、おそらくそれは期待できない。となると、『時計』を維持する人々、組織が改めて必要になる。伊勢神宮は、国としての日本というものが無くても維持されていくだろうか? おそらくはイエス、だと私は考えている。伊勢神宮を維持してきた日本の人々の心の有りようが、それを可能にするのではないか」…「『情報は自由〈タダ〉を求める(Information Wants to Be Free)』と言ったのが1984年。それからちょうど20年になるが、今もなお、この考え方は有効だと思っている」スチュアート・ブランド 12年前の朝日のインタビューには、明確なアナーキーが持ち込まれている。静謐な伊勢神宮には盗賊の興味を引きそうなものはほんの少ししかない。ブランドのいう通りたとえ國家が滅んでも信仰尊崇の神域は守ることができる。統治秩序とアナーキーの究極の調和が伊勢神宮である。この智慧を知らずに日本人の文明は語れないだろう。
なぜならば、社会改造や革命という維新プロセスを論理的に考えれば、既存国家制度や統治秩序が不透明に一時停止することは避けられない。これを制度の修正によって議会を通じて少しずつ行うとしても、既存秩序の利害関係者、ことに官僚や利得者にとっては存続基盤の停止となる。企業ならば株価が暴落する。高級官吏は失職する。改造とはそういうことが含まれている。高級官吏の失職も既得権益喪失もない社会改造を国民に約束することは、改造課題が現在の統治において明確に存在しても現状支配を名を変えて強化するという維新構造の裏約束がある裏切りの証拠だ。既存左翼は信じることが出来ないかもしれないが、社会改造も国民主権の議会制民主主義も、丸山真男が奇しくも永久革命と言ったようにアナーキーの一種であることに19世紀も21世紀も変わりはない。日本人が自力救済という選択肢を忘れているだけのこと。
ミハイル・バクーニン(Михаи́л Алекса́ндрович Баку́нин、1814年5月30日 - 1876年7月1日)のアナーキー概念の優れたところは、ドイツ左派の一貫しない歴史を見抜いた上で、マルクス主義の権力奪取目的の政治行動宣伝を批判している点にある。国家制度の中に国民の抵抗権を取り込むことは通常は危険な実験である。しかし本当に國民が社会改造を望むのならば、限定的かつ条件付アナーキーは必要な悪と言える。バクーニンはドイツの挫折からマルクス主義とは対照的な教訓を導き出している。実は日本には1300年間限定的かつ条件付アナーキーを行ってきている実例がある。
『p173』
一、1815年ー1830年 自由主義とドイツ・ロマン派のフランス嫌いの時期
二、1830年ー1840年。公然とフランス自由主義を模倣した時期
三、1840年ー1848年。 経済的自由主義とラディカリズムの時期
(『共産主義者宣言』は、1848年にカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによる綱領出版は更に二年後)
四、1848年ー1850年。 極めて短期間であったが、ドイツ自由主義の死で終わった決定的危機の時期。
五、1850年ー1870年。 プロイセン国内における瀕死の自由主義の、国家機構に対するいわば末期の戦いに始まり、プロイセン君主制の徹底的勝利に終わった時期
『p192』臣民として従順にしたがうのは『ドイツ人の特殊な歴史的性格によって説明されるものである。』としたうえに 『自らの性格に従って、革命は生活から思想ではなく、思想から生活へと向かった』それ故に綱領作成も遅れ、実質間に合わなかった。
『抽象に頼るものは抽象の中で死ぬのだ。』とマルクス主義を批判している。
ミハイル・バクーニンは自由な諸派と民衆の統合と連合を通じた生活の革命を無政府主義とよんだ。学者も権威化も認めない、当然官憲を認めない社会改造運動を目指していた。抽象的な自由主義や民主主義は社会改造のための機能停止の前に動揺して何事も成さない証拠をはっきり捉えている。結果、マルクス主義はロシアでレーニンの手で単純化された。國家は階級支配の装置で成り立ち、これを破壊することが必要条件という単純化。アナーキーではなくテロリズムと粛清の真逆の権力機関が革命の中核となり、現代常識としてのマルクス・レーニン主義となった。
ミハイル・バクーニンの自由な影響関係を通して自ら生活を創造するのが幸せを取り戻す道という考えは、時代が追いつかなかった。辛うじて戦後の花森安治の「暮らしの手帖」にも通じるのが、バクーニンのアナーキーという素朴で強い考えである。
スティーブ・ジョブズが強い影響を受けた『全地球カタログ』(Whole Earth Catalog)ヒッピー向けの雑誌にもそのアナーキー思想が表れている。
この全地球カタログを創刊したロング・ナウ協会代表、スチュアート・ブランドは10000年時計を計画しているが、その彼が伊勢神宮の維持をアナーキーに論じていることが興味深い。世間や左翼が言うようにアナーキーが長続きしないというのは誤解である。
「人々が愛情をもって維持していくことで、正常に機能し、美しい場所であり続ける、そのようなシステムとしての伊勢神宮を参考にしている。例えば米国では、国立公園システムが自由の女神や、4人の歴代大統領の顔を山肌に彫ったラシュモア山を管理しており、これに頼るというのも一つの手だろう。だが、今後数千年にわたってこのシステムが続くかというと、おそらくそれは期待できない。となると、『時計』を維持する人々、組織が改めて必要になる。伊勢神宮は、国としての日本というものが無くても維持されていくだろうか? おそらくはイエス、だと私は考えている。伊勢神宮を維持してきた日本の人々の心の有りようが、それを可能にするのではないか」…「『情報は自由〈タダ〉を求める(Information Wants to Be Free)』と言ったのが1984年。それからちょうど20年になるが、今もなお、この考え方は有効だと思っている」スチュアート・ブランド 12年前の朝日のインタビューには、明確なアナーキーが持ち込まれている。静謐な伊勢神宮には盗賊の興味を引きそうなものはほんの少ししかない。ブランドのいう通りたとえ國家が滅んでも信仰尊崇の神域は守ることができる。統治秩序とアナーキーの究極の調和が伊勢神宮である。この智慧を知らずに日本人の文明は語れないだろう。
11月15日(金 15 NOV. 2024: グローバルEBSカウントダウン開始
- 地下作戦: ワシントンD.C.、ロンドン、ベルリンなど世界主要都市の地下DS施設を軍が制圧。 監視装置とサーバーでいっぱいのこれらの拠点は、今や支配下にある。 陰謀団のバックボーンは初めて粉砕された。
- メディアの停電: 主要なニュースネットワーク、ハイテク大手、ソーシャルメディアは軍の管理下にある。 プロパガンダは一掃され、フィルターを通さない真実の道が開かれる。 これらのネットワークの最高経営責任者(CEO)は、何が起こるかを知っているため、ここ数週間で辞任したり、姿を消したりしている。
- 戦略的停電: 都市中心部の送電網は、DSの工作員がバックアップシステムを使用して放送を妨害できないように、制御されたシャットダウンのために準備されている。 これは事故ではなく、EBSの完全性を確保するための措置である。
- EBSは何を暴くのか? 陰謀団の活動を暴露する: EBSは50テラバイトを超える機密文書、目撃証言などの隠しファイルを放送する。 WEF、ビルダーバーグ、その他のエリート・サークルが、彼らの邪悪な目的のためにいかに世界経済と政府を操っていたかの証拠を見ることができる。
- 人身売買ネットワーク 衝撃的な真実が、世界的な人身売買組織を暴露する。 エプスタインの所有地の近くにあるような大都市の地下トンネルが発見された。 ウクライナ、ハイチ、南極大陸といった場所での軍の急襲により、数千人が救われた。 DSが葬り去ろうとしたうんざりするような詳細が明らかになる。
- 選挙操作が明らかに 2020年の選挙不正の証拠が明らかにされ、選挙を不正に操作し、トランプを大統領から引き離すというDSの手が伸びていることが示される。 この背後にいる同じ人々が、世界中の選挙にも干渉している。 何人かはすでに拘束されている。
- コントロールツールとしてのパンデミック EBSは、パンデミックがWHOやCDCのようなDSとつながりのあるグループによって、世界を恐怖に陥れるために仕組まれたことを証明する文書を暴露する。 研究室で作られたウイルスが、監禁を強要し、自由を奪うために使われていることを証明するバイオ・ラボが摘発された。
- 大規模な逮捕と裁判が始まる 注目を集める逮捕者たち トランプの帰還以来、逮捕はエスカレートしている。 軍事法廷が進行中で、500人以上のDSの人物が拘留されている。 裁きは近い。
- 金融界の大物が逮捕された: ロスチャイルド家やロックフェラー家などのエリート一族が捕らえられ、為替操作から秘密工作への資金提供までの罪に問われている。 市場暴落と資金洗浄における彼らの役割が暴露される。
- ハリウッドの崩壊: 幹部、監督、俳優がDSの儀式に関与していることが明らかになる。 証拠が押収され、ハリウッドの欺瞞の網は崩壊しつつある。
- 世界的なテイクダウンが進行中: カナダ、オーストラリア、ドイツなど、DSと同盟を結んでいる国々の指導者たちが捜査の対象となっており、なかには自宅軟禁されている者もいると報じられている。 軍による買収が静かに進行しており、DSのネットワークが確実に崩壊している。
- EBSの開始が迫っている: 世界は一瞬暗闇に包まれるが、まもなく10日間、フィルターを通さない真実が各家庭に放送される。 すべてを変える暴露の連鎖に備えよ。
- バイオ研究所を無力化する安全な移行のための軍事行動: 特殊部隊は、生物兵器を準備している隠された研究所を積極的に解体している。 東欧とアジアの研究所はすでに押収されている。
- サイバーセキュリティの支配: 軍のハッカーがDSのサーバーを押収し、株式、暗号、インフラへの支配を無効化している。 デジタル戦争はコントロール下にある。
- 内乱の防止: 軍の検問所により、国防総省が主導する組織的な暴動を防ぐことができる。 愛国者の皆さん、警戒を怠らないでください。これは一時的なものですが、安全と秩序のために必要な措置です。
- 警戒を怠らないこと。 最後の嵐が来た。
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