公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

そもそも教師に免許は必要か

2010-12-28 10:19:17 | 日記
そもそも教師に免許などいるのか?義務教育自体が古い近代化路線の遺物なのに、依然として教える資格を国家が管理するというやりかたが自明と考えるのは、ちょっと待った方がいいのではと思う。勝手なことはできないとしても、教える資格を誰が決めるかと言えば、教わる側が同意して形成される(同意形成論)と考えるべき。教わるべき質が教師に無ければ、教師を換えればいい。教師の質を要求するならば、要求しなかった者はその者の自己責任。師弟の合意形成を捨てた教育が今日の学校矛盾を拡大している。公教育は最低限でいい。

教員免許の取得条件、事実上修士レベルに
 教員免許制度の見直しなどを検討している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の特別部会は27日、現行の教員免許状を「基礎免許状」「一般免許状」「専門免許状」の3段階とする報告案を大筋で了承した。

 教員免許の取得条件を事実上、大学院修士レベルに引き上げる内容だ。

 報告案は、教員養成期間の延長など民主党政権の政策を踏まえた制度作りを目指してまとめられた。

 それによると、教員免許は、短大卒業者向けを含む3段階からなる現行制度を改め、大卒向けの「基礎免許状」、大学院修士課程の修了者向けの「一般免許状」、学校経営や生徒指導などの専門性を備えた教員向けの「専門免許状」――の3段階に変更。基礎免許状には有効期限を設け、一定期間後に一般免許状の取得を義務化する。

(2010年12月28日 読売新聞)


私は教員に必要な単位を大学で取得したが、仕事に必要な教育を受けたことは一度もない。分析機器を使った研究をしていたが、大学では触ったこともなかった。その後創薬の仕事をしていたが、薬学は修めていない。投資の仕事をしていたがMBAなど取得していない。必要なことは全部現場で学んだ。あらかじめ学んで役に立ったのは読み書きと計算(そろばん)、英語ぐらいだ。
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