2021/11/29
29日の香港株式相場は下落。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が経済再開や景気を巡る見通しを悪化させ、ハンセン指数は1年1カ月ぶりの水準に下げた。
ハンセン指数は前週末比約0.95%下げ23852.24と、2020年10月以来の安値で引けた。
週明け29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前週末終値比の下げ幅が一時500円を超えた。
WSJ
世界保健機関(WHO)が「Omicron」と名付けた新たな「懸念される亜種」について南アフリカが警鐘を鳴らしたことで、金曜日の市場は世界中で売られました。このパニックは、新型インフルエンザそのものよりも、政府による新たな締め出しや社会的な距離感への不安によって引き起こされているのかもしれません。
Dow tanks 900 points on COVID concerns, worst one-day drop of the year
滅多にない急激な長期金利米国10年債低下=リスクオフ。大波に乗る勇気が試されています。オミクロン株の情報がないことをいいことにメディアは大騒ぎ。月曜日の株式市場は売りだけになるだろ。
オミクロン株はすでにアフリカ以外でも見つかっています。
香港では2例のオミクロン株による感染者が報告されています。1例は2回のワクチン接種歴があり、10月下旬から11月にかけて南アフリカへの渡航歴があり無症状であったとのことです。もう1例は2回のワクチン接種歴があるカナダからの帰国者であり、前述の南アフリカからの症例と同じ検疫隔離用ホテルの向かいの部屋に滞在していたとのことです。