公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

「米英東亜侵略史」 大川周明 昭和十七年 一円廿銭

2017-04-15 17:34:13 | 今読んでる本
今にもミサイルが飛んできたらどうするなどと騒いでいるが、日本人の性質は江戸時代も大正末期も変わっていない。と、大川周明が昭和十七年に再び嘆いて言っている。

「騒ぐ時は血眼になって騒ぐが、止めばまるで忘れ果て。。。」
『大川周明 戦後、民間人としては唯一A級戦犯の容疑で起訴された。1946年3月21日に極東軍事裁判被告人選定委員会に提出された報告書によると、訴追の理由として「扇動的な書物を出版し、講演で変革を訴え、超国家主義的右翼団体を結成」「陸軍が合法的独立国家の中国から満州を奪取できるように、満州事変の陰謀をめぐらした計画」が挙げられている。』
その書物が手元にある。

手元に昭和十七年の本がある。かなり痛んでいる。持ち主だった人の名前も書かれている。小田原市の中村英治と書かれている。この年代ものの文字の力を信じる者は、少ないかもしれない。しかしなぜこの本に触るのか?私にとって昭和とは、一塊の事件であって、日本人の誰もが例外無く当事者であったにもかかわらず事件が見えないからだ。

昭和こそが日本人のアイデンティティであり、これを世界史の座標軸に合理的に配置できなければ、事件の顛末が描けない。そう信じる。合理的とはアルトゥル・ショーペンハウエル(Arthur Schopenhauer)が示した充足理由律の4つの根がこれに相当する。生成の充足理由律と存在の充足理由律のペアが岡潔の言う空間的時間的統合(第一の直感)、認識の充足理由律と行為の充足理由律のペアが論理的予測的統合(第二の直感)にそれぞれ相当する。つまり昭和の諸大戦がどのように生成し、存在したのか?どのような当事者の世界認識の活動動機が明らかになるまでは死ねない。

『米空軍は、戦闘機の無人化に取り組んでいる。最近行われたテストでは、無人化したF-16を自律的に飛行させ、戦闘させることに成功した。』
















偶然見ました。
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