掟破り？

２００５年１０月に、横浜で開催された（←ずいぶん昔のことのような気がする）
ＳＥ７ＥＮのライヴの翌日、
関東在住の弟夫婦と一緒に、横浜駅西口地下（？）のちいさな韓国料理屋さん…
それこそ小さなカウンターで、オモニひとりが切り盛りなさっているようなところで、
昼御飯を食べたのですが、

会話の途中で（いきさつ忘れてしまいました…すみません）、
「白いご飯残したらバチが当たるから」
と私が言うと、
弟が横からすかさず
「白いご飯残さないのは○○家（←ウチの実家です）のオキテだから(笑)」と。


「わが家にそんなオキテあったかぁ？」
と内心思いつつ…。

（私としては、小学校低学年のときに、「米はお百姓さんが春から秋まで季節を越えて一生懸命作ったものじゃ。ご飯粒残したらバチが当たって、目が潰れるぞ」
というようなお話を、先生がなさっていた記憶が大きくて、白いご飯残すのが憚られる…そんな意図だったんですがね。
お米に限らずどの作物だって同じでしょうけどね）



入院２日め、５回食事を終えた段階で、
お粥の完食はまだありません。
おおきなお茶碗にたっぷりの全粥のうち、
半分から３分の２食べるのがやっと。
申し訳ないですが、「オキテ破り」更新中です。
家で療養中に食べてたぶんの倍量ぐらいあるんで…。
おかずが６割～９割ぐらい食べられるのかな。
もったいないですけどね。


極力、野菜のおかずは優先的に頑張って食べるようにしてるんですよ。
お薬の副作用として、便秘になりやすい…ということなので。

但し…マヨ味系を除いては(^_^;)。




ここの病棟には、共用スペースですが、採光も見晴らしも良い、広いお部屋がありまして、
少し本も置いてあります（本は持ち出し禁止で、その部屋で読まなければいけないんですが）。
看護師さんが薦めてくださった薄い雑誌の末尾に、こんな感じのくだりがありました↓
「前と両横に網のついた場所に入れられたニワトリは、前にある餌を、一生懸命に目の前の網から窮屈に首を出して食べようとする。自分の後ろはがら空きなのに。
我々もいつからかそんなニワトリになってはいないだろうか…前しか見えていないような…」

ニワトリ、か…。
考えさせられますが…
むずかしいですね…