雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

病棟内しつらえ画像~追加その1

2007-10-28 20:25:39 | Weblog
入院生活最後の夜。スタッフステーション(ナースステーション)受付で、こんな力作を見つけてしまいました。

隣室の患者さんが作られた千羽鶴。なんと!配色がグラデーションになっているんです。
初めて見た時、言ってしまいました
「これ!すげぇよ!凄くねぇ?」

一枚一枚心のこもった、こんなに美しい千羽鶴が、どこにあるでしょうか?
おひとりでコツコツ丁寧に作られたのでしょう。
彼女もたぶん明日が退院だったかな? 引き続き入院される患者さんに向けて、そしてご自身に向けて、快癒と再生を願う千羽鶴。
最高の餞(はなむけ)ですよ。

Mさん…素晴らしい力作を見せて頂けて、マジで嬉しいよ…ありがとう。

病棟内しつらえ画像~その8

2007-10-28 16:55:19 | Weblog
最後はスタッフステーション(ナースステーション)受付の一部を再び。

以前「かいどうリンゴ」(=パッと見がさくらんぼに見える、ちっちゃいカワイイリンゴ)の画像を投稿させて頂きましたが、
それが ♪チェンジ~~して~(←from「STYLE」bySE7EN)

一見ススキっぽい植物(←でも明らかにススキとは違うんですが…植物関係疎いんで名前が分かりません(^_^;))と、もみじ(=たぶん(^_^;))の組み合わせになりました。


人物がハッキリ写らないような方向で撮影したので(←正面から花瓶を撮ると個人さんのお顔が写ってしまう状況だったんです…)、
見づらい角度の画像になりまして…すみません。
入院中に植物の名前が分かったら、自己レスで追記しようかと思いますが…m(_ _)m。




以上、院内しつらえ、飾り付け画像集でした。
入院患者のひとりとして、こうした心づかいのおかげで、毎日いやわれ(←SE7EN語)、もとい、癒されました。ありがとうございました。

病棟内しつらえ画像~その7

2007-10-28 16:07:10 | Weblog
こちらも病室向かい、廊下カウンターの一部です。

これはホー○マークのグリーティングカードのようです。「えんにち」。
「えんにち」の文字の下段にある祭提灯のイラストの下には、たこやき、わたがし、あんず飴、かき氷と書いてありまして(それぞれ屋台があるってことです)、
下のほうには金魚すくいのイラストまであります^^
けっこう凝ったカワイイカードでしょ^^

病棟内しつらえ画像~その6

2007-10-28 15:43:55 | Weblog
こちらも病室向かい、廊下カウンターの一部です。

これまた↑画像では非常に分かりづらいと思いますが(=再びすみません)、
くす玉(?)や金魚などの折り紙作品の中に、ごくごく小さな折り鶴が2羽置かれているのが、お分かりになるでしょうか? 写真左下隅に1羽、写真中央部よりやや右にもう1羽。いずれも淡い水色の紙で折られています。
羽の端から端まで(両翼を広げた大きさ)が、人差し指の第二関節ぐらいまでしかないんですよ。小さいから折りにくいだろうに…どうやったらこんなにきれいに折れるんでしょうか…。
千羽鶴用の折り紙って、こんな大きさの仕上がりになるんでしたっけ? …いや、もうちょっと大きいですよね? 

病棟内しつらえ画像~その5

2007-10-28 15:23:36 | Weblog
こちらも病室向かい、廊下カウンターの一部です。

これって「風船」ですよね?(←「ですよね?」って、誰に向かって訊いとんじゃ?お前って…(^_^;))

大小さまざまな大きさのものが、きれいに重ねられて配置されているのですが、小さなものは、人差し指の第一関節までぐらいの大きさしかないんですよ。しかも、ご覧のとおり、一枚紙じゃなくて、数種類の色柄の紙を組み合わせて折ってあるんです…
こういうの、初めて見ました…

病棟内しつらえ画像~その4

2007-10-28 15:11:31 | Weblog
こちらも病室向かい、廊下カウンターの一部です。
和食屋さんの高価な松花堂弁当の下にありそうな絵柄の、和紙の敷紙の上に、折り紙でチューリップだの蓮だの…。ここまでくると…もう芸術ですよねぇ。
↑写真からは小さくて分かりづらいと思いますが(=すみません)、写真中央部よりやや右下にある小さい折り鶴には短冊が付いていまして、その短冊には「治りますように」と書かれています。そういえば院内売店に「短冊つき折り紙」(=もちろん商品です)が置いてあったような…。

病棟内しつらえ画像~その3

2007-10-28 14:46:32 | Weblog
こちらも病室向かい、廊下カウンターの一部です。
和箪笥の両脇にあるお花の折り紙にカンゲキして撮りました。左側のものは、先に投稿したもの(スタッフステーション受付にある、面会時間案内札付近の画像)と同じ折り方だと思います(=たぶん)。

病棟内しつらえ画像~その2

2007-10-28 14:38:16 | Weblog
こちらは病室向かい、廊下カウンターの一部です。
かわいい帽子^^ 色合いもやさしくて柔らかくて、いい感じでしょ?
牛乳瓶の蓋や、コーヒーのミルク容器を利用して、ボンドでパーツを丁寧に貼り合わせて作るんだそうですよ。看護師長さんがそんなふうな事を仰ってました。
凄いアイディア…。
細やかさとか手先の器用さ、それに根気が要求されそうですね^^;

朝昼晩を

2007-10-28 13:48:08 | Weblog
病室で過ごすのは、きょうで最後です。明日の午前中には、これまで4週間ずっと左手首に付けられていたリストバンドが外されます。
(↑この病院では、入院患者の取り違え事故を防ぐために、入院直後、氏名・フリガナ・性別・生年月日・患者ID=8桁の番号数字・バーコードの印刷されたリストバンドを、入院患者ひとりひとりに付けるんです。検査のときには、受診担当外来診療科受付、さらに検査室入口でリストバンドのバーコードを読み取り、更に検査技師さん含めて皆さんが、口頭でも患者氏名の確認をなさってました。入院設備の整った総合病院であれば、恐らく同様のことをされていると思います…患者取り違え事故がどうして起こってしまうのか、謎です…)

病院食を頂くのも(=上げ膳据え膳(^_^;))、あと3回です(=きょうの昼・夕、明日の朝)。


昨日の午後、荷物をある程度持ち帰るために、一時外出許可を頂いて帰宅したんですが、病棟玄関前から乗車した個人タクシーの運転手さん(かつてタクシー会社の係長職でいらっしゃったそうです)が、こんなことを話してくださいました↓。
「僕もね、去年ここで入院してたんです。胃がないんですよ、胃がん。胃と食道と腸を、手術で切って捨てました。手術前、僕麻酔が凄く効く方なんですよ…でね、手術が終わって目が覚めんかったらダメやったんやろな、目が覚めたら繋がったんやろな…それしか思わんかったんですよ。なったもの(病気)はしゃあないですやん。考えてもしゃあないですやん。ウチね、女房も息子もおんなじ考え方なんですよ…『しゃあないやん』てね。
…で、退院した時思ったんですよ。僕の第一章は終わりやと。病気(病巣)と一緒に病院へ捨ててきたんやと。これから僕の第二章が始まるんやと。胃やら何やらがない人間として生まれ変わって、新しい人生が始まったんやと。だって、過去振り返って考えてクヨクヨしてもしゃあないし、第一章とおんなじ生活繰り返しよったら、またおんなじこと(病気)になるでしょ? 
僕ね、病院生活で夜早ぅ寝る癖がついてしもぅて、21時までしか車乗ってないんですよ。その日の売上げがどうであろうと21時で終了。前みたいに23時とかにクルマ走らせたりしてないです。でもね、僕の場合は遅くまで乗りよった頃とさほど大差ないんですよ、売上げ。不思議でしょ?…これまで何をしよったんか、と思いましたよ。
お宅は何の病気で入院しちゃったか知りませんけど、退院の瞬間で第一章は幕閉じて、ここで全部捨てて、第二章の新しい自分になんなさいよ」
終始普通に明るい口調でした。無理に装った口調ではなく。


病気について十把一絡げには論じられませんので、↑上のお話を読まれて気分を害されたかたがいらしたら、本当にすみませんm(_ _)m。書かせて頂く前に、少し躊躇しましたが…。

被雇用者の立場で、力関係等のしがらみの中で、あの運転手さんぐらいに強く居られるかどうか分かりませんが、精神的にはそういうふうになりたいな、でも実際問題としてそうなれるかな?と思いました……病気の再発を防止・回避することが、組織への恩返しに(たぶん)繋がるだろう、と私自身は思うんですけどね。。。

写真はまさにブルースカイブルーな、きょうの広島の空です。



写真を複数添付出来ないので、これ以降は、病室向かいの廊下カウンター等のしつらえ、飾り付けをケータイカメラで撮影したものを、順次投稿していきますね(↑につづく)。

=ついしん=
昨夜の大阪厚生年金会館大ホールでの西城秀樹さんのコンサート、「秀樹最高」だったそうです。秀樹さんファンつながりのお友達(というか先輩)からメール頂きましたm(_ _)m。秀樹さん、秋コンお疲れさまでした。次回は行けるといいな…つか行きたいな…。