本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

写実絵画の世界でデコポン

2025年02月23日 | 芸術

「写実絵画の世界 鶴の来る町ミュージアムコレクション」

美術館えきKYOTOにて。

   

写実絵画とは?

社会や日常生活などを客観的に描いたものをさすそうです。

 

写真かと見まごうばかりの絵が多い中、いいなあと思った絵をご紹介。

   

「桜と伊万里」

桜は風景として桜のみが描かれるのがほとんどなので静物画は珍しいとのこと。

確かにそうですね。こういう桜の描き方もよいなあ。

 

   

「デコポン」美味しそう。

美術館からの帰り、スーパーで本日のお買い得「デコポン」を発見。

買いました。

 

   

「台所の収納棚」

こういうのを絵にするという視点が面白い。

人物画も色々あったのですが写実的過ぎて写真のようで、絵としてはお気に入りは見つけられなかったなあ。

 

本展は鶴が来る町として有名な鹿児島県の美術館のコレクションから選ばれた作品でした。

鹿児島県出水市は日本一の鶴の越冬地なんですね。

初めて知りました。

鶴の絵もありましたが、これも写真かと思うほどの緻密で正確な描写でした。

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歴史画パラダイスを楽しむ

2025年02月11日 | 芸術

歴史画パラダイス、堂本印象美術館にて。

   

印象さんが描いた歴史上の人物が主体の展覧会。

恵美須大神、おだやかで上品な「えべっさん」の看板絵が出迎えてくれます。

 

   

木華開耶媛(このはなさくやひめ)が美しい。

 

   

聖徳太子誕生の場面。

静かで優し気な雰囲気。

 

   

法然上人の教えを抽象的に表現した絵画。

これが晩年の作品というのだから、チャレンジャーですね。

 

多彩な作品で私達の目を楽しませてくれる堂本印象さん。

写真には撮れませんでしたが、松尾芭蕉や池大雅や仙人達を描いた作品もありました。

 

3月30日まで開催しています。

 

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京都大原に生きた画家:小松均展

2025年02月02日 | 芸術

京都大原を拠点に自給自足の生活をしながら画業に取り組んだ画家。

小松均展へ行ってきました。

   

大原女のように頭上に花や枝をのせた少女の絵が一番印象に残りました。

モデルは6歳のお末ちゃん。

絵のタッチや色彩から力強さを感じます。

 

   

こちらは唯一実物の写真を撮ってもOKだった絵。

「牛図さみだれ (昭和9年作)」

牛の顔は可愛く、それでいて迫力と力強さが出てます。

 

   

初夏の大原の風景を描いた作品。

おだやかな優しげな里山の雰囲気に癒されます。

 

   

「小松均展」会期は明日2月3日まで。

京都伊勢丹隣接:美術館えきKYOTOにて。

 

会期ギリギリまにあって良かった。

芸術鑑賞、今年も色んなアートに出合いたい。

 

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世界遺産大シルクロード展

2025年01月26日 | 芸術

世界遺産大シルクロード展へ行ってきました。

東洋と西洋を結ぶシルクロードは多くの人や物資が往来し、多彩な文化が生まれたとのこと。

   

一番最初に目にとまったのが「瑪瑙(めのう)象嵌杯」

ルビーのような赤い色合いの「めのう」と金色が美しい。

持ち手のところが虎になっている細工が面白い。

 

   

のほほんとしたおだやかな感じの女性像。

なにやら楽器を弾いているのかな。

 

   

目をむいてる明王、迫力がある。

 

瑪瑙象嵌杯が5世紀から7世紀あたりの時代のもの。

その他、前2世紀から13世紀あたりの大昔に作られたものばかり。

 

   

展覧会場を出るとラクダが!

なんと剥製だと知りビックリ、二度見してしまった。

 

作品はすべて撮影OKな展覧会です。

京都文化博物館にて2月2日まで。

はるかかなた昔の文化にふれるチャンスです。

 

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江戸琳派の絵師酒井抱一

2025年01月19日 | 芸術

冬の朝、細見美術館へ行ってきました。

   

「抱一に捧ぐ 花ひらく雨華庵の絵師たち」

江戸琳派を確立した酒井抱一とその継承者達。

琳派の作品好きです。

 

   

優美で落ち着いた感じの絵が並んでいます。

ゆったりとした気持ちで鑑賞できました。

 

展覧会は2月2日まで。

ゆっくりと美術鑑賞したい方におすすめの美術館です。

 

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