本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

映画「オレンジ・ランプ」

2024年05月12日 | 映画
友人の勧めで知った映画「オレンジ・ランプ」を観てきました。
若年性認知症となった丹野智文さんの実話を元にした映画です。
   
   

認知症と診断された晃一。
トップの成績を誇る営業マンで、まだ39歳なのに…なぜ…。

絶望するも家族や周りの人たちの支えを受け、彼なりに自分の生きる道を模索していく。

   

晃一のことを心配しながらも明るく前向きにふるまう妻。
辛いだろうに、優しく強い。
妻役の貫地谷しほりさん、夫役の和田正人さん、ふたりの演技が自然体で本当の家族みたいに見えてきた。

認知症になったらもう終わり…じゃないのですね。
この映画を観て、そう思いました。

映画のモデルとなっている丹野智文さん。
認知症になっても仕事を続け、ボランティアや講演もされているとのことです。

   

映画は(公社)認知症の人と家族の会 京都支部の主催。
認知症はけっして他人事じゃない、一人で悩みを抱え込まず周りの人達を信用し頼ることが大事ですね。

「思いやりのともしび」
映画の中で心に残った言葉です。

心にポッとオレンジ色の光がともるような映画でした。

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土を喰らう十二ヵ月

2023年01月07日 | 映画
新年二度目の映画鑑賞。

「土を喰らう十二ヶ月」 京都シネマにて

    

沢田研二主演
長野県の山奥で暮らす作家の日々を描いた映画。

野菜を育て料理をし、掃除をし、原稿を書く。
水上勉が記した料理エッセイから生まれた映画です。

土にまみれた野菜を洗うシーンから始まる。
    
助演の松たか子が編集者役。
食べっぷりが良かった。

料理するジュリーの手つきが良かった。

    

自分で育てた野菜をシンプルに調理する。
どれもこれも美味しそう。

生きていく、生活していくということは体を動かすこと。
そうしたらおなかがへる。
ごはんが美味しく食べられる。

シンプルな生き方、この日常が良いな。

そしてね、助演の飼い犬が良いんですよ。
アキ・カウリスマキ監督の映画に出てくるような…。

クスッと笑わせるユニークな場面もある映画。

丁寧な暮らしのしみじみとした良さを感じさせます。

劇中の料理は土井善晴さんの指導のもと、沢田さんがそのほとんどを作っているそうです。
料理ができるジュリー、カッコイイ。

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ディオールとキッシュと桜餅

2023年01月03日 | 映画
1月2日。
初映画、朝から京都シネマに行ってきました。

「ミセス・ハリス、パリへ行く」

    

第2次世界大戦後のロンドン。夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスが主役。
仕事先でディオールのドレスに出会い、その美しさに魅せられた彼女は、フランスへ…。

真面目で明るくて勇気あるハリスが周囲を巻き込んでいく様子が楽しい。
クリスチャン・ディオールのその当時のドレスが見られて、素敵でした。

    

映画の後はオーバカナルでランチ。
フランスのパリの雰囲気を楽しめるレストラン、映画の続きみたいで余韻にひたれました。

    

キッシュが美味しい!
付け合わせのキャロットラペも美味。

晩ごはんの後は仙太郎で買った和菓子をデザートに。

    

なんと初もんの桜餅。
1月2日から販売が始まった。
桜の葉が2枚もついていて、葉と一緒にがぶりと豪快にいただきました。
おいしい。

    

昨年、妹から誕生日プレゼントでもらったファッションの本にディオールのドレスが載っていました。
フォルムが素敵です。上品。

    

こちらもディオールのドレス。
キラキラ美しい。

映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」の原作は作家ポール・ギャリコで、私は児童書版で読んでいました。
本と映画は少し印象が違うけど、ほわっと幸せな気持ちになれるところは同じでした。

いくつになっても夢を失わず行動していくって、いいな。

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人の優しさを信じたくなる映画

2019年01月06日 | 映画
昨日、今年初の映画鑑賞をしてきました。

「家(うち)へ帰ろう」 スペインとアルゼンチンの合作映画です。

    

主人公は88 歳のアブラハム。
娘たちに老人ホームへ送られそうになって、家出!

アルゼンチンからスペイン、フランスを経てポーランドに向かう旅に出るロードムービーです。

かなりの頑固ジジイなのですが、愛嬌もあってチャーミング。
行く先々で出会い、彼を助ける女性たちが、これまた魅力的。

彼の目的は、ポーランドに住む 70年以上会っていない親友に会うことなのですが…。

派手な作品ではないですが、じわじわっといい味わいがあります。

ユダヤ人のアブラハムの辛い過去を、さらりとだけど、しっかりと描いてある。

旅の途中で、アブラハムが出会う人達との交流が、良いですよ~。
人の優しさを信じたくなる映画です。

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映画「羊の木」

2018年02月23日 | 映画
昨日、母と一緒に映画を観てきました。
懸賞に応募して当たった映画「羊の木」です。

    

錦戸亮主演のヒューマン・サスペンス。
さびれた港町に移住してきた、元殺人犯6人。
彼らの受け入れに携わるのが、市役所職員役の錦戸君です。

    

元殺人犯役の松田龍平の得体のしれない怖さ…怪演です。
そして、市役所職員役の錦戸君の普通の人っぽさが、これまた良いです。

最後のほうは衝撃的で、スリル満点。

ちょっと重い気分になりそうなのですが、ラストはちょっといい感じに終わった。
こういう軽く希望の持てる終りかたが、いいなあ。
     写真は映画のチラシより。 

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