好きな児童文学作家いとうみくさん。
先日読み終えた作品も良かったので紹介します。
「真実の口」 いとうみく
迷子の女の子を助けた中学3年生達3人。
警察から感謝状までもらってしまう彼らだけど、なにか心の奥にひっかかりを持っていた。
はて?あのこ「ありす」は本当に迷子だったんだろうか?
物語は高校生になった彼らの日々が描かれています。
どうしてもあの時の迷子のありすのことが気になってしかたがない3人。
虐待がテーマにはなっていますが、暗くはありません。
高校生達の存在が光ってる青春物としても読める。
この世の中、辛いこと悲しいことが色々あって大人も子供も大変だけど…。
特に子供は表に出して助けを求めることができないでいる。
子供の本当の心の声を聞くことの難しさが伝わってくる物語です。
図書館の児童書コーナーにあった本ですが主役は高校生だし、大人が読んでも心に響く作品です。
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