本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

チイの花たば

2022年02月17日 | 児童書
森絵都さんの児童書は好きで何冊か読んでます。

これは絵本に近い児童書かな。

「チイの花たば」 森絵都/作 たかおゆうこ/絵

    

少女チイが主役。

チイのおばあちゃんはお花屋さん。

    

お客さんのリクエストに合わせて、ピッタリの花束を作り上げるおばあちゃん。
お客さんとおばあちゃんのやりとりを見るのが大好きなチイ。

    

チイも花束を作ることになり…。

可愛らしくてユーモラスで優しいお話し。

花は単体で見てもきれいだけど、花束にするとまた違った魅力が出てくる。
いいなあ花束って。

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雪山のエンジェル

2021年12月27日 | 児童書
このあいだ読んだ本、とっても良かったので紹介します。

澄みきった雪のような読後感を残す物語。

「雪山のエンジェル」 ローレン・セントジョン

    

アフリカのケニアに住む少女マケナが主人公。
山岳ガイドの父と教師の母と3人で暮らしている。
山が大好きな山ガールです。

山の素晴らしさ、どれだけマケナが山が好きかというところから始まる物語ですが…。

思いもよらない不幸な出来事が起こります。
さまざまな困難に立ち向かい、心折れそうになりながらも懸命に生きていくマケナが素晴らしい。

色んな出会いがあって、雪がとけていくように人と人とがわかりあって、うちとけていくかんじがいい。

そしてラストには奇跡のような嬉しい出来事も!
切なくて温かい物語ですよ。

図書館では児童書コーナーにありましたが、大人にもおすすめ。

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みんな違って、みんないい。

2021年08月11日 | 児童書
ひみつの心を持った小学1年生太郎の物語、紹介します。

「太郎の窓」 中島信子

    

ことあるごとに「男らしくしろ。強くなれ」と言う太郎のお父さん。
でも太郎は男らしくなんて、したくない。

心と身体がピッタリ合わないトランスジェンダー。
難しい問題を扱った児童書です。

読んでいて心配になって、どうしよう、どうしようって、こっちまでドキドキしてしまう。

子供たちに考えてみてほしい、知ってほしいという思いがこもってます。

大人にも訴えかけてる。
こりかたまった考え、思い込みをやめて、ひとそれぞれの個性を認めよう。

みんな違って、みんないい。

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フランスの山村での出来事

2020年11月04日 | 児童書
読書週間ですね。

児童書で第二次世界大戦時のことを知ることが多い私です。
わかりやすくて大人が読んでも十分に満足できる作品が多い。

今日紹介するのは、そんな作品の一つです。

「アーニャは、きっと来る」 マイケル・モーパーゴ(イギリス)

主役は羊飼いの少年ジョー。

    (画像はAmazonからお借りしました)

物語の舞台は第二次世界大戦時のフランスの山村。

ナチスドイツの侵攻により山の小さな村にもドイツ軍が駐屯。
平和だった村の暮らしは、きゅうくつで不自由になっていく。

そして、ジョーはベンジャミンという男と知り合い、危険な秘密を知ってしまう…。

ハラハラするシーンあり、なんて素晴らしいと思うシーンあり、ドラマチックな物語です。

悲しく切ないシーンもありますが、人の勇気と愛にあふれた作品です。

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マレスケの虹

2020年08月12日 | 児童書
8月、今月は原爆の日や終戦記念日など、戦争に関する様々な話題があります。

戦後75年。

この前読み終えた本、1941年からの数年のハワイでの日々が描かれていました。
「マレスケの虹」 森川成美

    

日系二世の14歳の少年マレスケ・コニシが主人公。

日系一世の祖父と兄と姉とで暮らしているマレスケ。

明るくてのんびりしたハワイ人気質のマレスケ。
でも根底には日本人としてのなにかがあるんですよね。

戦争により敵国となってしまった日本。

アメリカからは疑われ、日本からは裏切られ…。
自分はいったい何者なのか。

戦時中の日系人の苦悩がヒシヒシと伝わってきました。
アメリカ人だから、日本人だから、何々人だからって、枠にはめるってばからしい。

この本でいい言葉に出合いましたよ。

    

No Rain No Rainbow
ノーレイン ノーレインボウ
雨が降らなければ虹も出ない。

「どんなに辛いことがあっても、その後には良いことがあるはず」
励ましの意味だそうです。
ハワイらしい素敵な言葉ですね。

コロナ禍で世界中が大変なことになっていますが、いつかはきっと良くなる。

No Rain No Rainbow

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