ふたつの月の物語

月がモチーフとなっているミステリアスな物語を読みました。

児童書ですが、読み応えがあり大人が読んでも面白いです。

「ふたつの月の物語」　富安陽子

　　　

主人公は１４歳の二人の少女です。

聡明で物静かな美少女、美月（みつき）
明るい体育会系の活発な少女、月明（あかり）

彼女たちが、縁もゆかりもない老婦人に引き取られ…。

思いもかけない出生の秘密とは？！

月、湖、別荘、神秘的な場所で少女達は秘密を解き明かすことが出来るのか…。
ドキドキしながらミステリアスな世界にひきこまれ、いつのまにか読み終えてしまいました。

酒井駒子さんの表紙絵に魅かれて手に取った本ですが、表紙だけでなく中身もよかった。

悲しくて切ないところもあるけれど、愛のある物語です。

　
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