マウントハーゲン２

さてマウントハーゲン、洞窟についたが疲れで身動きも取れず昨晩は寝ているだけで、身の回りの世話は、ガイド3人衆に任せ寝たのだがあまり良く眠れず、無事戻れるか心配していたが、無駄な努力（1月31日日記参照）のお陰で筋肉痛などはあまり無かった。7：30洞窟を出た。
わざわざこんな苦労して山に登ったのもランを見るためで昨日はわき目もふらず登りつづけた。今日こそは、念願のランに出会うことができる。そのランとは、デンドロビユーム デコッキー。これは、PNGの3000M以上でないと見れない非常に珍しいランである。しかし、美しい事から知名度は高い。しかし、実物を見た人は殆どいないと思う。そしてその自生状況を見た人は、日本人ではまずいないと思う。
3500－3200ｍの地帯で自生が確認された。そして思っていたよりも明るい場所に着いていて驚かされた。正に高地の妖精と言った花である。他にも特殊なバルボフィラムも確認できた。今までの調査の中で一番疲れたが、最高の収穫があった。くだりは思っていたよりも楽で雨にも降られず、2：30ごろロッジに戻ることができた。

写真　デンドロビユーム デコッキー


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