トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

梶の葉20号21号の私の俳句

2024-01-12 11:40:06 | 俳句
新年に入って第二週は9日に梶の葉火曜句会、11日木曜日に志太俳句クラブがありました。年末から正月にかけてバタバタ忙しく、6日夜から大急ぎで10句作り、間に合わせました。土壇場でバタバタするのは、毎回のことですが。(^^;) 梶の葉火曜句会には6句、志太俳句クラブには4句提出になっています。
9日の夜の句会で、新年号の梶の葉21号をいただいたので、20号掲載の句と両方ご紹介します。

20号(11月12月)
 梅雨冷えや回船問屋の箱階段
 白南風や海の彼方に讃岐富士
「お猿のかごや」の鳴る駅ホーム夏の夕
 風鈴の響く茶室や瓢月亭
〇静けさや独り見つむる盆の月

21号(1月2月)
 蜩や遺影に乾杯する夕餉
 秋麗空いっぱいの大欅
〇藤村の文字やはらかし萩の花
 絡み合ふ朝顔片す午後の庭
 余りても二合は炊かむ栗ご飯

〇をつけた句は、先生から特に良いとされた句になります。20号21号ともに、かささぎ集に投句した会員の最初の10人に選んでいただけましたので、〇が付いた句については、先生から句評をいただき、嬉しかったです。
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令和五年度静岡県俳句協会吟行大会

2023-11-24 11:08:12 | 俳句
昨日の勤労感謝の日は、静岡市の「あざれあ」を会場にして、静岡県俳句協会吟行大会が開かれました。私も俳句の友、Hさんと参加しました。午前10時に受付で、当日のスケジュールや、投句用紙をもらいました。投句は二句です。吟行地は駿府城公園とその周辺でした。公園に入ったら、多くのテントの下で、各店の美味しい食べ物がたくさん売られていて、お客さんで大にぎわいでした。当日静岡マルシェが公園で開催されることは知ってました。でも、行列に並ぶわけにもいかず、作句をしないとと思って、家康像をめざしました。昨日は、小春日和で、絶好の吟行日でした。青空を背景に鷹を持った家康公の像が聳えていました。この像は本丸跡に建っています。傍らに家康お手植えの蜜柑が小ぶりの蜜柑をたわわに実らせてました。よく色づいて美味しそうでした。金網のフェンスに囲まれているので、手を伸ばすことはできませんが。





ベンチに二人座って、俳句を作りました。立冬を過ぎたので、冬の季語でと思いながら、なかなか良い句ができません。投句の締め切りが12時でしたので、あざれあまで徒歩で戻る時間を考えるとそんなにのんびりもできません。でも、せっかく来たので、句を作る前に、Hさんと家康像の前で記念写真を取りました。なんとか、二句をひねり出して、11時半を回っていたので、会場に戻りました。無事に投句し、また駅まで戻り、アスティの台湾小籠包という店で、おかずが選べる小籠包定食を食べ、おかずは麻婆豆腐を取りました。美味しかったけど、辛かった!時々お水を飲みながら食べました。私、辛いの苦手かも。(^^;)

昼食後、また会場のあざれあに戻りました。13時半から中川会長の講演が1時間半ほどありました。「みづうみ」創刊者の原田濱人という俳人についてでした。浜松の人だったらしく、私の亡父と同じ浜松中学卒業生でした。濱人さんの俳句を紹介されましたが、俳句って人柄が出るものだなぁと思いました。わかりやすく素朴な感じの俳句でした。

休憩をはさんで、15時から結果発表。2024年の鳥取県で開催される「ねんりんピック」に派遣される人の選出も兼ねていました。吟行俳句大賞、俳句協会会長賞、俳句協会賞、実行委員長賞各1名、優秀賞5名、入選10名でした。あとは選者特選に選ばれた句も表彰されました。お上手な方は、ダブル受賞やトリプル受賞されてました。私たちの俳句は没でした。当然といえば、当然のできばえだったし。(-_-;)
閉会は4時近かったです。理事の人たちは、会場で当日の選句が大変だっただろうし、このような大会を主催するための準備も大変だったことと思います。

私たちは、まっすぐ帰らず、青葉公園のイルミネーションを見るため、呉服町のスタバでお茶をして、しばらくおしゃべり。そして、公園に行きました。夕暮れ時のまだ少し明るさが残った時間帯から、暮れてしまうまで、いました。今年のイルミネーションは青を主体にした色合いでした。数年ぶりに観た青葉公園のイルミネーションでした。







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梶の葉18号、19号掲載の私の俳句

2023-09-11 10:27:04 | 俳句
9月に入り、9日までバタバタと忙しい日々でしたが、先週の木曜日6日に志太俳句クラブの句会があり、俳句誌「梶の葉」の最新号の19号をいただけたので、18号掲載の俳句とともに、私の句をご紹介します。ちなみに、明日12日は、18時半から9月の梶の葉火曜句会があります。先月は、長野に行ったため、投句だけしました。久しぶりに火曜句会に出られるのが楽しみです。

18号
蓮華寺池の静かな湖面鳥帰る
玻璃越しに光る噴水春の昼
美術館のプロムナードの木の芽かな
春夕焼客は一人の路線バス
げんげ田やバス停よりの帰り道

19号
春時雨珈琲旨き土間のカフェ
石楠花の山道辿る二人かな
ネモフィラ畑空の青さを映しをり
迷路めく庄屋屋敷や花菖蒲
十薬の白さ際立つ志戸呂焼

俳句誌「梶の葉」は、奇数月に発行される隔月刊ですが、梶の葉をいただいた月には、次号の原稿と句会報告(これは部長の仕事)を出します。今月は、9日に先生にメールで送りました。これがすむとホッとします。毎日、一句作るのが良いとされますが、毎月、句会間際に焦って作る私です。(^^;)
今月の梶の葉19号に、月刊誌「俳句界」の2023年10月号の巻頭グラビア「セレクション結社」に我らの俳句誌「梶の葉」が紹介されるという朗報が載っていました。嬉しいことです。
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2023年のGWと俳句のご紹介

2023-05-10 18:45:41 | 俳句
長かったGWも終わり、早や3日。久々の更新になってしまいました。私は、今年は2年ぶりに名古屋へ行きました。長男宅に二泊、姉の家に一泊させてもらいました。長男の家族は正月に帰省したので、5か月ぶりでしたが、姉とは2年半ぶりくらいでした。近年、姉は足が悪くなり、夫の葬儀には義兄が来てくれました。4歳違いの姉ですが、寂しいことです。人生何があるかわかりませんから、会えるときにあっておかないとと思います。ともあれ、楽しい滞在でした。長男の家族は上の子の誕生祝いをやったので、大変ご馳走になりました。2日間、2人の孫とたくさん遊びました。4日の昼間は、東山動物園にお弁当を持っていきました。天気が良く、すごい人でしたが、家族で戸外でお弁当を食べる経験は、本当に久しぶり。若いころを思い出しました。1年生になった上の孫を観れなかった夫のために、夫の腕時計をはめて行きました。
上の孫が書いてくれた私です。


姉夫婦も歓待してくれました。ありがたいことです。帰宅後、また一人になった私を心配して、姉が電話をくれました。姉妹はいいものです。昨夜は、梶の葉火曜句会があり、夜、出かけました。句会は18時半から21時まで。少人数の句会なのですが、和気あいあいとして、楽しい仲間です。昼間一人で寂しかったですが、句会に出たら気持ちが晴れました。昨夜の句会で、俳句誌、「梶の葉」の最新号をもらったので、16号と17号に載った私の俳句をご紹介します。

16号
「からたち日記」を歌ふ独りの秋の夜
面会を終へて手を振る暮の秋
まだ家に君のゐるやう冬桜
白木の膳を供する日々や冬紅葉
霜月や夫の形見のウォークマン

17号
蓮華寺池のイルミネーション月冴ゆる
孫の背を洗ふ二人の初湯かな
「光子」てふ葉牡丹の濃きローズ色
粕鍋を一人煮てゐる夕べかな
炬燵寝より目覚めし後の孤独かな

今回の17号では、私の句は6番目に紹介され、最後の炬燵寝の句が先生からの句評をいただきました。珍しいことで嬉しかったです。
俳句は心のアルバム。心の軌跡をたどれます。
今日は夫の半年の月命日ですので、昼食後、お墓参りに行きました。午前中は、庭の畑に夏野菜の苗を植えました。茄子、ミニトマト、キュウリを植えましたが、うまく育つといいなぁ。ちなみに、4月に植えた絹さやは順調に収穫できています。パセリも元気。大葉の苗があったら、植えたいと思います。朝顔の種も撒いたし、今日は昼間よく働きました。

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令和4年度俳句クラブ自選句集「志太」(第30号)

2023-03-06 17:00:58 | 俳句
3月2日の志太俳句クラブの句会で、令和4年度の自選句集「志太」を無事に配布することができました。令和4年度は、句集の中身をパソコンでS男先生がうってくださり、私たち3人で、教育会館の印刷機でコピーし、中央印刷には、表紙の印刷と製本だけをお願いする形にしたので、単価が400円になり、25部で10000円でした。句集のために集金する必要がなかったです。一人原則1冊購入で、欲しい人は400円払って追加分を買うやり方にしました。志太をパソコンで打ってくれたS男先生には、本当に感謝です。浜北から来てくれていた人なので、来年度は退会なさるのが残念です。2日の句会終了後、会員に残ってもらい、来年度の役員を決めました。部長は私、会計はOさんで、2人とも継続です。副部長と披講の人を決めました。幸い、副部長も披講の人もすんなり決まりました。副部長を引き受けてくれたSさんは、とても間に合う頼りになる人です。「仕事はやります」と言ってくれて、頼もしい。副部長の仕事としては、句会の時の中会議室の開錠と施錠と会議室使用簿記載、自選句集「志太」のとりまとめをお願いしました。今年の担当者だったS男先生が使われた仕様をデータでくださるそうで、有能なSさんなら、大丈夫と思います。
さて、私の俳句をご紹介します。自選句集「志太」は1年間に作った句から自分で10句選んで載せます。なので、前にご紹介した句と同じものがあるかと思います。(^-^;





次男が俳句に興味を持ったようなので、「志太」を2冊買いました。彼にあげるつもりです。次男が俳句に興味を持ったと話したら、句友のHさんが喜んで、俳句の本を3冊もくれました。ありがたいです。

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