The Artist

アカデミー賞を多くの部門で受賞したフランス映画「アーティスト」を昨日見てきました。静岡市内のサールナートホールで夕方6時25分からの上映でした。昨日は午前中に美容院でヘアカット。短時間でも花見をしようとしたのに、蓮華池公園の駐車場が混んでいて入れずあきらめて、蕎麦屋の八兵衛で夫とランチした後、午後は2時から3時くらいまで車の1年点検で車屋さんで過ごし。それから友達と我が家で3時半に待ち合わせて静岡へ。映画の前に和食のレストラン「梅の花」で食事して、サールナートへというあわただし日程でした。いまどき、珍しいモノクロのサイレント映画。サイレント映画にしたのは、主人公のジョージがサイレント映画時代のスター俳優という映画の物語での設定になぞらえてことだと思います。ミシェル監督は周りの人からサイレントのモノクロ映画を作るのを反対されたということですが、効果的な手法だったと思います。映画はトーキーへと変わりつつあったハリウッド映画の時代の波に乗れず、サイレント映画にこだわり続けたアーティストの誇り高きスター俳優のジョージが落ちぶれてしまい、ジョージのアドバイスでトーキー映画の売れっ子女優に駆け上がったペピーとの対比。そして、ジョージを愛するペピーの女心が描かれたハートウォーミングなわかりやすい物語でした。最後のタップダンスのシーンは素晴らしかったです。お薦めです。映画に間に合ったのはよかったけど、せっかくの美味しい梅の花のご馳走をゆっくり楽しめなかったのが残念でした。梅の花は、また行ってみたいと思います。