舟を編む

夫が昨日から東京に出かけたので、今日は久しぶりに予定のない一人の土曜日でした。朝は６時ちょっと過ぎに起床し、新聞を読み、朝食後、朝寝をもう一度。お昼に起きて、昼食後、友人から借りた三浦しをんさんの「舟を編む」を読み始めました。読みやすい本で、さっき読み終えました。大手出版社の辞書編集部で「大渡海」という国語辞典を編纂する人達の物語でした。私たちが何気なく気軽に使っている国語辞典の編集には、こうした地道な作業があるんだろうなぁというのが感想です。私が全く知らない世界。読み終わった後、静かな感動が胸を満たします。２０１２年の本屋大賞受賞作です。三浦しをんさんの作品は、すんなり心に入ってきます。「風が強く吹いている」「まほろ駅前多田便利軒」もお薦めです。