三浦しをんさんの「仏果を得ず」、読了しました。高校の修学旅行でいやいや付き合わされた大阪の文楽劇場で、石をぶつけられたような気配を感じ、居眠りから目覚めた主人公の健。それは、人間国宝の銀太夫の語りから発せられた芸の気迫だった。以来、文楽の魅力に取りつかれ、銀太夫師匠のような太夫になることをめざし、銀太夫の弟子となった若き健太夫の成長物語。伝統芸能の人形浄瑠璃を実際に見たことがない私には、まったく未知の世界でしたが、その場にいて、上演を見たら魅力に取りつかれるかもしれないなぁって思えた作品でした。何かにこれほど魅了され、打ち込めるってすごいし、素晴らしいと思う。多くの人は、こういうものに巡り合えないのだけど。文楽を知らなくても楽しめるし、文楽に興味がわいてきます。私はこの本、2回読みました。2回目は、人形浄瑠璃の中の太夫のセリフをもっと味わいたかったから。
文楽について紹介するサイトはいくつかありましたが、わかりやすかったのはここです。
リンク貼っておきますね。
http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/index.html
日本が誇る伝統芸能が末永く発展しますように。
文楽について紹介するサイトはいくつかありましたが、わかりやすかったのはここです。
リンク貼っておきますね。
http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/index.html
日本が誇る伝統芸能が末永く発展しますように。