塩の街

西日本は今日も暑いようですが、静岡中部は昨日と同じくとても涼しい。静岡中部は東海っていうより、気候的には関東に属するんだなぁって思う今日この頃です。窓を全開にした２階の部屋の室温は、現在２６度。エアコンなしで、この快適さ！涼しいと読書が進みます。昨日と今日で、有川浩さんの「塩の街」を読了しました。ＳＦです。東京湾に塩の巨大な結晶が降ったその日、海沿いの人口密集地の人たちの多くが一瞬にして塩に変わり、絶命した。その奇妙な出来事は日本だけでなく世界各地で同様な被害をもたらしていた。人口が激減し、社会が機能しなくなり、法律も倫理感も崩壊した社会で一人暮らしていた真奈の自宅を暴漢が襲った。窓から逃げ延びた彼女は、秋庭という男に救われ、一緒に暮らし始めた。２人の前に、恋人を亡くした男や、刑務所から逃げてきた男などが現れ、真奈は目の前で人が塩化する様を目撃する。彼女の両親もあの最初の日に、仕事に出たまま帰らなかったのだ。２人の静かな暮らしに秋庭のかつての同僚で、天才科学者の入江が現れ、「世界を救わないか」と秋庭に持ちかけたことから、２人の運命が大きく動くことになった。有川浩さんの図書館戦争シリーズを読みましたが、やはりＳＦでした。荒唐無稽な話ですけど、一気読みしちゃう感じの本です。でも、主人公の年齢が若すぎて・・・高校生向きの本かなぁ。学校の図書館で借りた本ですからしかたないか。